劇場公開日 2019年10月4日

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「作者ジョーカー、ということで。おっさん、以上。」ジョーカー しんざんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5作者ジョーカー、ということで。おっさん、以上。

2019年10月26日
PCから投稿

「ハウス・ジャック・ビルト」から5か月ですか。娘っ子が大きくなるにつれ、映画鑑賞の予算も時間もがっつり削り、鑑賞してもレビュー書く時間がもったいない、とまで生活が激変した。

ああ、「ハウス・ジャック・ビルト」みたいな変態映画が(いろんな意味で)観れた、あの頃が本当に遠く感じる。

「ジョーカー」。お客さん、入ってるな。

賛否両論のようで。あらまあ、ほんと「ジョーカー」だな。観る前から、なんだか「思った通りの」映画になってるんじゃないの?という期待を胸に。

「ジョーカー」







作者「ジョーカー」

監督トッド・フィリップスのことであり、ホアキンのことであり、製作陣のことであり、ひょっとしたら、最近マーヴェル映画をこき下ろしたニュースのマーティン・スコセッシもそうかもしれない。

本作を「ダークナイト」のジョーカーでない、「ジョーカーの誕生譚」とまで「何故か言い切ってしまう連中」。

あらまあ、見事に引っかかっている。

まあ、だいたいのことはこの膨大なレビュー数を見ればわかることだが、映画リテラシーが高いつもりでいる常連レビュアーが思いっきり勘違いしていることでも、本作は大成功なのではないか。ほんと。

いつからだって?最初からである。

追記

本作に登場するアルフレッドのキャラがゲスなのも「楽しい」。

しんざん