「生涯ベストに入るくらい」ジョーカー おじさんの映画レビュー(感想・評価)
生涯ベストに入るくらい
予告編を観て、傑作の臭いしかしなかった。
そしてベネチア映画祭金熊賞受賞の報道があり、
ますます期待が高まり、公開後の評判も良く、
観る前からハードルがかつてない程上がっている状態で観た。
その上がりきったハードルを、軽々と超えてしまった・・・
まいった・・・衝撃的だった。
生涯ベストに入るくらいやられてしまった!
演出も演技も全てが完璧!
なんといってもホアキン・フェニックス!
彼の神懸った演技は素晴らし過ぎます!
個人的に一番印象に残っているシーンで、
特に雇われ主であるボスに、心無い酷い事を言われた時の
狂気に満ちたなんとも言えない表情の笑みには鳥肌が立ちました。
故ヒース・レジャーが演じたジョーカーすら霞んでしまう。
この作品の良さを上手く伝える事が出来ない、
ボキャブラリーのない自分がもどかしい!
ただ言える事は、まだ未見の方は是非
マーティン・スコセッシ監督作品で
この映画にも出演しているロバート・デ・ニーロ主演の
「タクシードライバー」「キング・オブ・コメディ」
を観てから劇場に足を運んで下さい。
その方がこの作品をより楽しめます。
そしてバットマンの本名が”ブルース・ウェイン”
という事も頭に入れておいて下さい。
この作品はちゃんと「バットマン」に続いています。
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