「もはや憑依。」ジョーカー ペンギン1号さんの映画レビュー(感想・評価)
もはや憑依。
瞳の奥の血管、爪の間のカサカサ、髪の毛の1本、全てでジョーカーを表現していて、跳ねた水たまりの滴、タバコの灰でさえもジョーカーを作り上げているように見えた。
ホアキンフェニックスは細胞レベルでジョーカーを演じているのだと。
もはや憑依と言ってもいい。
時折あるジョーカーの恍惚とした表情を見て色気を感じたのは私だけじゃないはず。
ストーリー自体は正直難しかった。
最後の5分でさらに混乱。
コメントするのも難しい。
それを差し引いても、
これほどの映画を見れたという感動はホアキンフェニックスの存在。
彼の他の作品を見直したいと思います。
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