「笑っているのか、それとも、泣いているのか」ジョーカー ぱてぃさんの映画レビュー(感想・評価)
笑っているのか、それとも、泣いているのか
ただただ感動。
アーサーは緊張してしまうと、意識なく笑ってしまうという障害もちです。確かに笑っているのですが、その笑い声は普通の笑い声ではなくて、まるでむせび泣いているかのようでした。自分にとってとても印象深いものでした。
「人生は悲劇だと思っていたが、実は喜劇だった」と述べる場面があります。狂ってしまったことも考えられますが、自分自身の力ではどうにもできない出来事が立て続けに起こる現状に「こんな人生、笑いも演出するピエロのように笑っていなければやっていられない」と自分は読み取りました。
どうしようもできないから泣いてしまうのかもしれません。
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