任侠学園のレビュー・感想・評価
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わんぱくでも良い
指定暴力団ではない地回りヤクザの阿岐本組が経営不振の高校の債権を押し付けられ学校再建に乗り出す話。
中の中の中ランクで部活動もない仁徳京和学園、略してにんきょう学園で、数ヶ月前から繰り返されるガラスの損壊事件から始まり、ヤクザが理事会として学園の膿を出して行くストーリー。
陰険なヤツらとか裏にある黒い話とかを破天荒なヤツがぶっ壊すという、ありがちな話を笑いを織り込みつつみせてほっこりさせてくれる「義」なコメディでとても面白かった。
感動の世直しエンタメ
社会貢献型ヤクザの世直しコメディですが予想に反して非常に見応えのある作品でこれは掘り出し物。キャスト陣も個性的な実力派が揃っていて普段観ることの出来ないユーモアある演技が際立っている。その中でも西田敏行の迫力のある演技は圧巻。
笑いあり涙あり、そして感動のエンディングまで終始圧倒された。エンドロール後のワンシーンにも注目して欲しい。老若男女問わず、気軽に楽しめるオススメの一本。
2019-208
古き良き喜劇映画よ甦れ!
原作は未読です。
やくざと学校という水と油、相容れない感がすごい組み合わせですが、ところがどっこい、これが意外とマッチング。というか最高の組み合わせでした(笑)
問題児の“生徒さん”に真正面から向き合って道筋を照らし、事件の裏に潜む悪人たちの思惑から学校を守ろうと、ときにはズッコケながらも大奮闘(笑)
大いに笑えて、ときにはホロリとさせられる、最高の人情喜劇がここに誕生した!!!(笑)
義理人情に厚いやくざ…。任侠を重んじる阿岐本組の面々は、今となってはもはやファンタジーの住人みたいなものですが、どこかに存在していて欲しいと願わざるを得ませんでした。彼らこそ必要悪。というか“悪”と言いたくないよねぇ…。だって全員善人なんだもん(笑)
仕込まれた小ネタの数々がいちいち面白い(笑)
歴代猪八戒大集合から始まって、往年のやくざ映画へのオマージュ、細かい昭和ネタの数々…! いやぁ、堪らん!!
極め付けは“阿岐本組三箇条”。要所要所で唱和(笑) それを守りながらトラブルを乗り越えるんだから立派…(笑)
古き良き喜劇映画が甦ったようでした。
よくよく考えてみると、西田敏行や佐藤蛾次郎など、往年の名作喜劇映画に出演していた俳優たちがこぞってキャスティングされていることに気付き、胸が熱くなりました…。
伊藤淳史、池田鉄洋など、雰囲気と喋りの両方でコメディ演技が出来る新世代とのアンサンブルも素敵でした。双方譲らずアドリブの応酬で、負けじと演技している感じが良き(笑)
本作を機会に、喜劇映画をバンバン製作して欲しい!
心の底からシリーズ化希望!!
【余談】
西島秀俊がいまいち振り切れていない感じでした。コミカルな演技をする場面がぎこちないというか、どこかまだカッコ良さを捨て去ることを躊躇っている印象。まだまだいけるはずや! もうちょっと割り切って取り組んで欲しかったです。
※鑑賞記録
2020/04/20:Amazonプライム・ビデオでレンタルして再鑑賞
とにかく絶妙で面白い
西島秀俊さんの絶妙な雰囲気と仲間の一体感。西田敏行親分のまさに任侠道。明るく笑える人情味溢れる作品でした。
若手アクターの皆さんも良い感じで最後はハッピーな気分になれる。
是非映画館で🎦
小気味よい仁侠たち
心優しい街のちっぽけなヤクザ達が、経営の傾いた学校の再建のために学園内の問題に立ち向かっていく。
真っ直ぐな生き方を貫く男達の胸に刺さる熱い心意気。それに心動かされる生徒たち。
映画館を出る時に自然な笑顔になっていました。
たくさん笑って、泣いて、ほっこりするステキな映画でした。原作漫画は仁侠学園、仁侠病院、仁侠浴場とシリーズ化してるようで、エンディングで流れる「また会う日まで」の曲のように、またスクリーンで彼らに会いたい!
あのカレー美味そうだったなー笑
昭和のB級コメディ
出演者が豪華なので期待してみましたが、ストーリーもB級。肝心のコメディも失笑の方が多い。年末のテレビドラマみたい。
最後はちょっとスカッとしたけど。
ただ、はなからB級と割り切れば単純に面白い。
ヤクザが学校というアイディアも面白い。
途中、西田敏行のアドリブっぽい笑いもよかった。
何より、エンディングのNG集が1番面白かった。
昭和のジャッキー映画見たい。
こういう誰でも楽しめるコメディもあってもいいかと。
【仁義を重んじる漢達と、学園ドラマの不思議なマリアージュが生み出す可笑しみ溢れるコメディ。心に沁みます。】
ー 阿岐本組三箇条が良い。(あれだけ繰り返し直立不動で唱和されたので、覚えてしまったぞ!)ー
・そして、阿岐本組長(西田敏行 矢張り素晴らしい役者さんである)の子分達のキャラ立ちも宜しいし、皆さん実に楽しそうに演じている(特に、No2日村演じる西島さんかな)
・任侠道をコメディタッチで学園モノと絡ませるという物語の設定も、その手があったかという斬新さで良い。在り得ない話かもしれないが、この映画を観ていると違和感を感じない。
・くすりと笑える場面が随所に散りばめられ(含む、固定ショット)、ジワリと涙腺を刺激される場面とのバランスも絶妙で、コメディの王道ポイントをしっかり押さえている作品。
<任侠道世直しコメディとして、この学園救済を皮切りに、世に蔓延る不正を正す作品としてのシリーズ化を強く希望します。(最後、少し匂わせてましたよね)>
<2019年9月28日 劇場にて鑑賞>
西島秀俊さん良かった!
西島秀俊さんがヤクザ役と言うことで興味があり観賞。
西田敏行さんの親分役は適役。
西島さんもなかなか面白かったです。
作品的には満足度は低め。
観客を笑わせようとするシーンもあまり笑が取れなかった印象。
学園系の映画としてはまあまあかなぁ。
葵わかなさん。CMと同じキャラでしたが頑張っていたと思います。
ビデオ観賞でも良かったかも( ´∀`)
☆☆☆★★ 最高に面白い原作は読了済み。 ちなみに、予告編に有った...
☆☆☆★★
最高に面白い原作は読了済み。
ちなみに、予告編に有った。「あたしらがヤクザだってのは、いつ頃わかりました?」や。「違法もヤホーもあるかい!」…と言った、笑える台詞は原作にはない。
簡単に。
登場人物達と、その人物像の背景に関しては、ぽぽぽぽ原作通りなのだが。性格やら、設定やらはかなりの変更点が多かった。
1番違っていたのは、なにかに付けてはちひろを目の敵にしていた美咲の性格だろうか。
原作では、親の七光りと暴力団を利用しては。とことんまでちひろをいたぶる下衆の中の下衆女なのだが。映画では普通の女子高生。
逆にちひろは原作だと、夜の渋谷ではカリスマ性から知らない者が居ない程の有名人。
でも映画では、恥ずかしがり屋のハニカミ屋さんとゆう感じ。
日村の舎弟の稔も、ちひろを誘拐するチンピラの元ダチで元渋谷のチーマー。それだけに、ちひろを知っていた関係から。渋谷でちひろの誘拐を目撃するのだが、映画ではそんな背景は描かれない。
原作の面白いところは。今の若者を中心に、人と人との繋がりの希薄さ。一般社会に浸透してしまった《礼儀》を忘れてしまった日本人。
それがヤクザ社会の中では、なくてはならない《躾》としてしっかりと根付いている…とゆう逆転現象を、面白おかしく描写しているところ。
原作には、日村による数多くのヤクザ社会の《しきたり》を活かした、これぞ【漢】と言える台詞が多い。
中でも1番【漢】と言えるのが、誘拐されたちひろを助けに乗り込む場面。
(日村曰く)大音量の雑音でしかないラップミュージックを止めさせる。
この時の、「身内の為に体を貼るのがヤクザだ!」や、ヤクザ社会のしきたりから。トラブルが起きた際に、看板を掲げ(組の名前を出す)たのならば。戦争になった責任を取れるのか!…と凄む場面の凄み。
読んでいてもゾクゾクさせる格好良さだったのだげどね〜(´-`)
大体、お互いに簡単に名乗っちゃってるんだもんな〜(p_-)
相手の定岡も。原作だと日村が一瞬身構える程のヤクザなのに。映画だと単なるチンピラでしかないのは残念至極。
ただ原作では、唐突に大団円となるだけに。まあ無理のない最後でしたかね〜。
3か条を何度も活かし、そこそこ笑える演出を施したり…と。人情エンターテイメントとして、2時間たっぷりと楽しめる内容にはなっていたとは思います。暇つぶしにはぴったりか?…と。
最後の横断幕に小ネタが多数。
2019年9月27日 TOHOシネマズ錦糸町楽天地/スクリーン12
見終わった後に思わずほっこりしてしまうドタバタコメディ
ヤクザが荒れた学校を立て直すという一風変わった映画。基本はコメディですがシリアスなシーンもあります。なかなか良かったと思います。西田敏行と西島秀俊が完全にハマり役でしたね。女子高生役が葵わかなというのは全然気づかなかった。
クスクス笑いを堪え切れない!
西島さんファンで西島さん見たさに鑑賞したのですが、西田さんを始めとにかく濃ゆいメンバー勢揃いで
とにかく楽しい!思わず涙がこぼれて…かと思った次の瞬間に笑いの小ネタを仕込まれて…笑
もう、泣いたらいいのか笑ったらいいのか( ̄▽ ̄)
場面ごとに小道具の小ネタも満載で見落としちゃうので、パンフレットも必見です。
とにかく見終わった後に気持ちいい!
そんな映画です!あ〜もう一回観たいな〜
題名で「任侠?物騒なのとか無理!」とか思ったら損!
お近くに上映館があるなら是非ご鑑賞ください。
人情溢れる任侠です^^
エンドロールにNGシーン、最後の最後に次回作を期待させるカット有り。最後まで席を立つべからず。
面白かった!
とても自然に楽しむ事が出来ました。無理に笑いを誘っている感じがなく、思わずクスクス声に出してしまう感じの笑い。コミカルでありながら、シリアスな面、アクションありで、テンポもよく、観ていて飽きない構成。いいヤクザと今どきの若者たちの関係が新鮮だった。若い役者さんもいっぱい登場するので、若い年齢の人達が観ても楽しめる内容。特別感動するとか、すごく笑うとか、すごく泣けるという内容ではないけれど、誰が観ても楽しめる映画と思いました。原作はシリーズなので、エンディングロール後の会話で次に行く感じ。是非次も映画で観たいです。役者さんに関しては、西田敏行さんの演技は、ヤクザの貫禄はありながらも、良いヤクザであることがきちんと表現されていて素晴らしかったです。西島秀俊さんは顔の表情で笑いがとれるほど上手かったです。1番のお気に入りは、葉山くんの演じたオタクカメラ好きキャラでした。その他の皆さんも、全員ピッタリキャスティングで違和感なし。音と音楽がちょぴり微妙だったかな~。。
任侠最高‼︎
「任侠」のタイトルで厳しい感じがするが、真逆の作品。
まずキャストが最高。強面に似合わず愛嬌が垣間見える。次にギャグが最高。静かに観たいのに自然と声を出して笑っている。任侠でありながら道徳観が最高。そして一番の最高はエンドロールで西田敏行の歌う「また逢う日まで」。映画を観た後で聴くとジーンとしてくる。笑えてちょっと泣ける感動作品でした。
コミカルさと人情、バランスの妙
完成披露試写会で拝見してきました。
予告編から想像していたより、はるかに面白かったです。
西田敏行と西島秀俊のダブル主演ってことで、オッさんだらけの映画でした。
冒頭の高木ブーさん登場から笑いっぱなし。
『ごくせん』にも通じる昭和テイストな任侠系ないい話で、コミカルさと、しんみりいい話なところのバランスがよく、楽しく観てられました。
最近の邦画全般に言えることですが、テレビドラマで多用される「アップと引き交互のカット切り替え」が本作にも多く目立ち、画面に単調なイメージを与えて、少々安っぽく見えたのが勿体なかったです。
笑ってほろっとする作品
完成披露試写会にて鑑賞。
学園コメディにアウトレイジ的要素がちょっぴり混ざった作品で面白かったです。
義理と人情が武器の安岐本組の面々が無気力無関心の今どきの高校生の心に響くのかが見もの。
西田敏行さん演じる安岐本組長のお茶目な部分とアウトレイジを彷彿とさせる凄味のギャップがいい。
西島秀俊さんのアクションシーンは相変わらず素晴らしく、コメディもこなしていました。
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