「面白い事は面白いのだが…」任侠学園 星水松 愛菜さんの映画レビュー(感想・評価)
面白い事は面白いのだが…
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この監督さん、物凄く小ネタを入れてくるんですよね。ドラマの松潤主演の99.9はギリ許せたけど、NHKのドラマで浜辺美波と岡田将生のやつは観てて、あの小ネタをぶっこむ演出にうんざりしてた。
で、この「任侠学園」の放映の前に2夜連続だったか、西島秀俊主演のドラマがまさに木村ひさしワールド全開で、やたらドラは鳴り響くわ、龍のCGが頻繁に出るわで途中で観るのをやめた事があって。
その事もあって、原作は読んでいて面白かったし、配役もなかなかいいと思ったんだけど、監督がこの人かという事で敬遠してきましたが、ふとした事で観賞。
感想としては、この監督特有のテイストはだいぶ抑えられてて、全然観れたのですが、レビューでは好評の阿岐本組三ヵ条を揃って言うシーンは要らなかったかなあ。因みに原作にもありません。ただ、原作になくてもしびれたシーンはあります。
敵のアジトで「カタギには手ぇ出さないんだよなあ〜」って煽られて、日村(西島さん)がおもむろにど突くところ。「カタギってのは、真っ当に商売してる人の事をいうんだ。人をさらうカタギがどこにいる!」ムチャクチャカッコ良かったなああれは。
最後に、葵わかなって髪型のせいかな、あまり可愛く見えなかったな。ドラマの「ブラックペアン」のときはスゴい可愛かった印象があっただけに。
桜井日奈子はコスモ石油とかイー部屋ネットだったかのCM観ててもあのキャピキャピ感が鼻に付いて好きじゃなかったんだけど、この優等生の皮を被った悪ギャルってのは、上手かったと思う。
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