「田舎での視線と多様性の間で。」おいしい家族 キッスィさんの映画レビュー(感想・評価)
田舎での視線と多様性の間で。
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東京のデパートの化粧品コーナーで働く燈花はダンナとは別居中。
燈花が離島に母親の3回忌で帰省すると・・・。
父が女装していて、娘がいる和生と結婚宣言をする。
息子の翠はスリランカ人と結婚。
和生の娘ダリアの男友だちは女装願望がある。
みんなそれを不自然とも思わずに淡々とカオスな実家の帰省生活が始まる。
なかなか受け入れられない燈花は周りにずっと反発しているが、それがある意味自然な反応である。え、カオスな状況平気なの?という一番ノーマルな女の子であるが、徐々に受け入れていく。というか受け入れざるを得ないとも言ったらいいのか。
受け入れるというのは、特別扱いするのではなく、そこに自然な振る舞いができる状態で、空気のように程よく放置しておくくらいではないだろうか。
板尾創路は女装するとコントにしか見えない。コミカルとB級のすれすれの作品になっている。
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