劇場公開日 2019年10月11日

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「マイノリティについて考えること」ボーダー 二つの世界 kozoiさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0マイノリティについて考えること

2020年2月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

知的

難しい

「僕のエリ」でもマイノリティ=異形のものとして社会から疎まれる存在を描いていた。
彼らは自分たちを否定する社会を恨み、復讐する。
マジョリティからするとこうした主張すらノイズで、不快感を覚えることだろう。
いま実際に起きている移民や人種、性的な少数者への迫害。その空気を無視したり気付かないふりをするのは罪だ。
エンターテイメントで深刻な話を見たくないなら構わない。
仕事の行き帰りやまちなかですれ違う人に親切ができるように、気付かないフリをしないために、その助走として映画を見るんだ。

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kozoi