「自分自身のボーダーを試される」ボーダー 二つの世界 viciousさんの映画レビュー(感想・評価)
自分自身のボーダーを試される
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自分では選択する事が出来ない出自を背負わされたと知った時、何を、どう、選ぶか。
虐げられた過去を清算する事も、所属するコミュニティに順応する事も、全く違う世界を探すのも、全て正解。
選択を迫られた時、私は誰も傷つけたくない、と言ったティーナ。
過去を許せず恨み続けることを選択したボーレ。
世界はそれほど綺麗ではないのだ。
複雑で入り組んでいてそれぞれの歴史に基づいた正義があって。
そのボーダーをどう越えるのか、越えないのか、行き来するのかしないのか…
越えてしまって戻れない人もまた、いる。
…というテーマなのかなって思いながら観てたけど、絵面はそんなに綺麗じゃないし、虫食べるとか本当に無理だし、トロールってもっとドリーミンな存在であって欲しかったりと、自分自身のボーダーを超えられませんでした。
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