劇場公開日 2019年4月12日

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魂のゆくえのレビュー・感想・評価

全73件中、41~60件目を表示

3.5アメリカの狂気

2019年4月30日
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鑑賞方法:映画館

主人公が怒りと狂気に取りつかれていく物語の構造は、『タクシードライバー (1976年)』そっくり。

ただ、ドライバーと牧師の差はありますし、怒りの元になる事象が異なりますが。

先日観た『ある少年の告白』と同じく、キリスト教原理主義 福音派に関する告発映画に思えました。
教義(聖書)に書かれている教えより、お金や政治に関係した主張がまかり通っているのはおかしくないか?という、現代アメリカの問題点を暴く視点がありました。
反トランプ映画の一つなのかもですね。

イーサン・ホークの「真面目さと愛がゆえに、内面が壊れていく」という演技は見事でした。

1点だけ、精神的な高まりを「空中浮遊」で表現するシーンがあるのですが、どうしてもオウム真理教を思い出しちゃうんで、ここをまじめにやればやるだけ笑ってしまいました。

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コージィ日本犬

4.0最後はお互いが救い合う

2019年4月30日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

環境破壊と病で、人の愚かさを表現している

メアリーと重なってマジカルツアー?をした時は、思わず椅子から転げ落ちそうになりましたが…(ーー;)w

精神的にも追い込まれていくが、本人は気付かない
真面目な人ほど洗脳されやすいのでは?

そして人に助けられる

この映画は奥が深い
また見直したい

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H1DE!

2.0山嵐

2019年4月28日
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天嶮と銀河が粘度を高めて絡み合う祈り。
名残惜しくも孤独の時間はそろそろ終わる。
茨の魂は、暗闇の明日は、黄昏の炎に照らされる。

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たろっぺ

2.5まだるっこい語り口で斬った米国の現実は陰鬱

2019年4月24日
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りゃんひさ

3.5イーサンホークの演技が素晴らしい

2019年4月22日
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鑑賞方法:映画館

怖い

興奮

知的

イーサンホーク主演、ポールシュレイダー監督作品。静かに進むストーリーで宗教、環境汚染とテーマは深い映画。主人公の牧師自身も病を抱えており、ある事件をきっかけに自身の信仰心が揺らいでいく…主人公の抱えた闇や心の葛藤、イーサン・ホークの演技が素晴らしい作品。ラストは見る人によって見解が違ってくる映画でした。

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トムのり

3.0信仰対象は愛

2019年4月21日
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77.静かに変化するイーサン・ホークの独壇場

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movie

3.0すっごく難しい作品であった。

2019年4月21日
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鑑賞方法:映画館

怖い

知的

難しい

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突貫小僧

3.5絶望感。衝撃カットと衝撃ラスト

2019年4月21日
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静かに感情(怒りや狂気)を持った神父。日記でひたすら自問自答する神父。過去のトラウマ、病気だけでなく、現在の教会の存在に疑問を感じて、絶望感で悩む神父。なにこれ?衝撃カットや噛み合わない会話、淡々と悩む重さは時々笑える。最高におもしろいとは言えないがモヤモヤと心に残る。自分にも重なるし好きな題材なので、良い映画体験になった。

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jasper

3.5ほんの少しの光に救われる

2019年4月19日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

難しい

具合の悪そうなイーサン・ホークが苦悩する姿をしみじみ見つめる2時間弱。心にずっしりくる重い話だけど、ちょっとだけ見える光に救われる。

神、イエス、聖書への信仰になんの疑いも持っていない人々の話なので、キリスト教に多少の馴染みがないと、心理的に置いていかれるかも。

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A.TAKE

3.5とりあえず良かった

2019年4月18日
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三毛猫泣太郎

3.0イーサンはそろそろ主演男優賞かな

2019年4月18日
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知的

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shanti

2.0「神は“今作”を赦すのか?」

2019年4月18日
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知的

難しい

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いぱねま

3.0これほどに

2019年4月17日
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鑑賞方法:映画館

イーサン・ホーク演じる主人公のストイックさに驚きを禁じ得ないが、映画までこれほどにストイックである必要はあるのかと…
ラストも救済なのか、堕落なのか…

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ぱんちょ

3.5この世界はすべて神のものです。

2019年4月16日
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鑑賞方法:映画館

アメリカ社会において、地域のカウンセラーの役割をも担う牧師。「気軽に祈りを語る者は、本当の祈りを知らない」と手厳しいが、ビジネスと化した信仰と、自然破壊に異議を感じる良心の狭間で揺れている。
徐々に醸されていく不穏な空気。まるで、破滅に向かおうとする地球環境と、病におかされ先のない我が身を重ねたかのような深刻さ。

自然環境を乱す人間を、神は赦してくれるのか?と自問しつつも、「現状も神の計画だとしたら?」と返されればぐうの音もでない。そう、人間の所業もすべて神の意思だと思えれば、せめて絶望から解き放たれるのだろう。

ラストの解釈は多様。
個人的には、破壊者(いや、破戒者か?)を道連れにしようとしたが、彼女が現れ頓挫、せめて自らに責め苦の試練を課そうとした。そして、「愛する者」ではなく「守るべき良心」の彼女をいとおしく抱き寄せた、と感じるのだが?

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栗太郎

2.5背景が違い過ぎる

2019年4月16日
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おそらく、それぞれの背景を実感できる環境に居たら、全く違った感想が生まれただろうし、もしかしたら絶賛してたのかもしれない。
地球温暖化についての意見や考察については、少しは理解できるが、環境活動家ではないので、そこまで深くの背景はわからない。また、キリスト教についてのバックボーンやそれを取り巻く環境などが扱われるが、疑問符は付くが明確な課題意識は自分の中には無い。それらをベースとした主人公トラー神父への共感は、なかなか出来そうに無い。
そこまで考えずに観れば良いのかもしれないが、テーマとしては深いものなので、相応の背景知識があったほうが良いのだろう。「沈黙」は追いつけたが、本作には取り残された感が残った。神はこれ(環境破壊)を、許すのか?

イーサン・ホーク、アマンダ・セーフライドと、馴染みの俳優陣だったが、いまひとつのめり込めなかった。

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AMaclean

3.5基本的に全部謎

2019年4月16日
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怖い

難しい

寝られる

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せつこん

4.0難解だが刺さる

2019年4月16日
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原題は”First Reformed”、教会の名である。この教会(びっくりするほど人が来ない)の牧師であるイーサン・ホーク演じるトラー牧師の語りが物語の終盤までを支配する。
私はキリスト教に詳しくはないので、彼の語りは難解ではあるが、物語自体は現代の欺瞞的な部分を的確に表している作品ではないだろうか。「2050年には地球は壊滅するのに、そんな未来に生きる子を誕生させてよいのか」という葛藤を語る若い父親に、反論しつつも心を寄せるトラー牧師。彼も大義なき戦争で息子を失い、病の兆候を抱え、おまけに完全なるアルコール依存である。常に陰鬱な表情を示すイーサン・ホーク。彼の孤独は、暗さで表される。彼の周囲は暗く、色がない。そしてPCで検索するシーンは常に真っ暗な中で検索。深い闇だ。
彼の葛藤は、現代の環境問題、そして宗教とはどうあるべきなのか、現実と折り合いをつけるとはどういうことなのか、を考えさせられる。何もかもを抱えてしまったトラー牧師だが、最後のあのシーンは予測できなかった。あれは救いなのだろうか。救いであってほしいように思う。そして彼は日記に最後に何を書いたのだろうか。ずっと考えているうちに不意に物語は終わった。

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andhyphen

4.04:3スタンダードサイズ

2019年4月16日
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知的

難しい

寝られる

タイトルは教会の名前
創立250周年を迎える観光スポットと化した教会の牧師さん
教会のロケ地はクイーンズにあるZion Episcopal Church
他もニューヨーク州でロケ
胃がんの苦しみを酒で紛らわす
空を舞うラブシーン
濃厚なキスで締めるオチに呆然
讃美歌は神はわがやぐら
有名な曲みたい
葬式で歌われたのは、ニール・ヤングの2014年の作品Who’s gonna stand up?

アバンダント・ライフ教会

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消されるので公開しない

2.0日本語タイトル テーマはデカイ

2019年4月16日
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「タクシードライバー」そして、このタイトルに期待 前半は孤独なおっさんの憂鬱を「ザ・ノンフィクション」のように淡々と重苦しく描く。その冴えない感じを眉間のシワも深いイーサンホークが好演
テーマも環境破壊と宗教的救いを絡め シリアスに観ていると…
最後がそれ!?
この監督の頭の中が一番心配になった。もしくは 変態スケベか?
起承転結の起承からの転じての結 それでいいんかい!というツッコミ映画だったのかな

後 イーサンに好意寄せる教会の女が、地味に押しつけがましいムカつく顔している。助演賞

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U-TA