「オリジナルファンは泣くしかない」ゴーストバスターズ アフターライフ hironoriskywalkerさんの映画レビュー(感想・評価)
オリジナルファンは泣くしかない
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そもそも「ゴーストバスターズ 」(1と2に限定)という作品は最高傑作なのか?というと、決してそうではない。呆気なく終わってしまう脚本や、当時の技術からしてもチープに見えてしまうゴーストなど、ツッコミどころは満載だった。
それなのに、時代を超えて愛される理由は、とにかくエンタメのパワーが突き抜けた映画だからではないだろうか。
本作はそんなオリジナルの良さを踏襲しながらも「家族愛」を軸にした上質な脚本、また最新の技術とアナログ技術を見事に掛け合わせたゴーストを創り上げるなど、非の打ちようがない上質な作品に仕上がっていた。(オリジナルへのオマージュも全編に散りばめられていた)
そしてクライマックスの連続サプライズはオリジナルファンの涙腺を破壊させるのに十分な展開ではないだろうか。ハロルドがゴーストとなって出演しているかのような感覚もあって私は余計に泣けた。
子供の頃から映画が好き。そんな私はもう40歳。酷い続編作品も色々と観てきたし、オリジナルファンとして裏切られたような気分を何度も味わってきたが、本作は最高の続編作品だ。
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