「ストレンジなthingsを追いかけるグーニーズ。」ゴーストバスターズ アフターライフ 侍味さんの映画レビュー(感想・評価)
ストレンジなthingsを追いかけるグーニーズ。
Netflixでグーニーズ的な展開の80年代SFドラマが大ヒットした。
ストレンジャーシングス。
影響を受けてサマーオブ84、IT等の少年達の田舎大冒険モノが立て続けに作られた。
今回のゴーストバスターズも
そんな流れの中企画が動いたのであろう事は何となく感じ取れる。
JJエイブラムスのスーパー8にも似ている。
相変わらず冴えないおじさん役のアントマンもハマり役だし、破産した割にこぎれいなママも素敵だ。
映画自体は過去作をなぞる形で進み、言うなれば、昔のゴーストバスターズは凄かったんだよ?と孫に語るお爺ちゃんの様子。
居ない彼をゴーストという形で出演させ、この映画は彼のための映画だったと再認識させられる。
軽快に進み、適度なピンチが訪れ、良いところで大逆転してめでたしめでたし。
ただしこの世界の警察は無能だし、登場人物は度々道路交通法違反を犯している。
うんうん。
80年代はこうだったんだよ。
辛いコロナの時代に、ノスタルジックに心の芯が温まる良い映画。
前回の女性版リブートとは大違いで、今回はオリジナルメンバーも登場。
ゾンビランドを観ていたせいか、ビル・マーレイがゾンビに見えるのもご愛嬌。
この方、気分屋なので出演させるのが苦労する筈なのに、監督が初代GBの監督の息子という魔法が効いたのだろう。
トロンレガシーで印象的だった大事な話をしている時に椅子に横に座るオリヴィアワイルドは今回も横座り。
おじさんガッツポーズ。
最後にちょろっと出てくるシガーニーウィーヴァーが、これまたいいお歳なのだけど、とても品があり美しい女性だったんだと再認識。
p.s. 年末にネットで知り合った女性に4万円貸したのですが返却日になっても音信不通です。おかしいぁ。
(実話)