「ぶっ飛んだ風船シーンさえなければ」町田くんの世界 映画鑑賞1000作さんの映画レビュー(感想・評価)
ぶっ飛んだ風船シーンさえなければ
一切の毒を持たない日本映画を久々に観た気がする。評判通りの良作に思えたが、終盤の風船シーンが実にブッ飛び過ぎで大きくマイナス。何が起こったのか?主人公に奇跡?神とでも言いたいのか?結局はおふざけコメディ作品て事?ここへ来て作品を投げ出したかとまで思った。終盤の主人公と影響を与えられた人々の感動のやりとりに涙が出そうだったが、あのシーンでまさに台無しな気持ちになった。所詮、んな良い人間なんて世の中にいるわきゃねぇだろ、とでも言いたいのか?不覚にも真剣に観てた自分に後悔した。
ただし、前田敦子のセリフには笑う事が多かった。彼女はコメディが似合う。
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