「全てのFateファンに捧げる圧倒的完結編」劇場版 Fate/stay night [Heaven's Feel] III. spring song りんたろさんの映画レビュー(感想・評価)
全てのFateファンに捧げる圧倒的完結編
Fateに携わる全ての人に感謝。
zeroから連なる冬木市での聖杯戦争、stay night、unlimited blade works、そしてheaven's feel。
その完結編としてこれ以上ないクオリティの映画でした。
今までのFateの思い出が脳内を駆け巡る。
全ての集大成に等しいこの第三章。
それに立ち会える喜びと、楽しみが終わってしまう一抹の寂しさ。
あぁ、ありがとうFate。
さて、第一章と第二章を経たこの第三章も、前作を上回る完成度でした。
ネタバレありじゃないと、心に溜まった興奮を発散できない。
何度も泣きそうになったけど、実際に泣いたのは2ヶ所。
1.セイバーvsライダーの神作画
前作のセイバーvsバーサーカーのパワーバトルが衝撃的だった。あらゆるアニメのバトルシーンの中で文句なしの1番。
それに勝るとも劣らない。いや、多分越えてる。
サーヴァントのバトルはこれが最後なのは知っていて、映画化が決まった時からこのバトルがどれほどに描かれるのかがずっと楽しみだった。まさかこれほどとは。
まず、士郎が「お前が邪魔だ」と言い切るシーンでグッときた。あんなに好きだったじゃないか、士郎よ…。
そしてそれを合図に魔力を解放し、戦闘態勢を取るセイバー。いよいよ待ちに待ったバトルが始まることに目頭が熱くなる。
魔眼を解放し全身全霊で戦うライダーと、無尽蔵の魔力を魅せるセイバー。
その作画は前述の通り、前作を凌ぐクオリティ。
これは大画面でみないと駄目。
バトルが格好良すぎて泣くというのは、初めてかもしれない。凄すぎて感動。
黒セイバーの宝具もエクスカリバーでいいんだっけ?まぁそれを防ぐローアイアスに、ライダーのベルレフォーン。全てが迫力最高潮で感涙必至。
最後に士郎がセイバーにグサリ。一瞬正気に戻ってはいたんだけど。
あぁ、セイバーファンからすると、ここのシーンをもう少し見たかったけど、これは桜の話だから仕方ない。
2.イリヤとの別れ
Zeroから見始めたので、そこからずっと出ていたイリヤとの別れはとても心にきた。
消えかける直前、もしかしてこれアイリスフィール出てくるのではないかとよぎる。
いや、あまり期待してはならない。
だが、おれの願い通りアイリスフィールの登場であの頃の子どもの姿に戻るイリヤが抱きつく。
このシーンで泣かない人いるんか!?
アイリと切嗣とイリヤの3人で仲良く城で過ごしてたシーンが頭に浮かぶよね。
よかったね、イリヤ。
この2つの他にも語りたいシーン連発です。
・綺礼の詠唱?かっこよすぎ。
・綺礼のあらすじおしゃれすぎ。
・綺礼のラスボス感にも感動。
・ゼルレッチ?つよすぎ。
・ミニアンリマユ?かわいすぎ。
・若干説明必要な所おおすぎ。笑
・士郎つよすぎ。
・真じろう作画??
長きにわたるFateシリーズも一旦区切りです。
スピンオフも好きだけど、やっぱりFateはセイバーと共に過ごす冬木市での聖杯戦争が本来だと思う。
だから、ここが区切り。
ずーっと楽しみにしてた映画が見れて燃え尽き症候群に陥りそう。
次の楽しみはなんだろう、、、
第三章がブルーレイ化することかな。笑