ラ・ヨローナ 泣く女
劇場公開日 2019年5月10日
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トイレの花子さんみたいなメキシコの昔話かなぁ。CGのラストがダメだな。悪魔払いの男性が対策を知り過ぎてる、、どうしてって思った
怖い
単純
寝られる
1673年メキシコで旦那の浮気への報復で自分の子供を殺した女が悪霊となり、1973年のロサンゼルスに現れる話。信じてもらえるかどうかは別として、ケースワーカーに話をしない女に始まり、ことごとく皆何かを聞かれてもダンマリ。何かが起こると後出しで説明したり、後付けのように設定を示したり、展開したり。しかも辻褄が合わない支離滅裂さも多々あり、勿体つけているというより、そうしないと雰囲気も何もあったものじゃないからか?これといって背景やストーリーに面白さがある訳でもなく、ただ大きい音で驚かすだけのお化け屋敷作品にしか感じなかった。
『死霊館のシスター』と似たような風貌の悪霊でした(笑)あっ!あまり怖くないです…暇つぶしにどうぞ…(笑)
眠たくなった。
「水」は物語の象徴だけど、実はそこまで重要ではない。『死霊館』シリーズのような恐怖は弱めで、どちらかというと大音響と突然の出現に「びっくりする」系の作品。悪霊=ヨローナとのバトルが思いのほかあっさり終わってしまったのが意外だった。
わざわざ死霊館シリーズに絡めなくても良いとは思うけど…。それにしてもアメリカが描く霊は強い。ジェイソンか。日本的感覚だと哀しき怨霊になるはず。ラストもバッサリな結末だし。惑い感がなくていいのかもね。
遊園地のお化け屋敷と同じで暗さと音で怖がらせるだけで、全然、心理的に迫り来るものがない。元神父が胡散臭いこともあって、入り込めないままエンディングを迎えてしまった。暇つぶしにはちょうどいいかも。
ヨローナの生まれた背景は物悲しく、劇中披露される能力もすごいのに、お前ホントに子ども奪う気あるのかと疑うくらい延々コケオドシしかしません。これがイタズラ好きの小悪魔とかサイコパスのシリアルキラーの霊とかなら納得出来るんですが…設定と行動が噛み合ってませんでしたね。水云々もさほど活かされてないし、ついでにあんまり泣いてもいません。せっかく素材は良かったのに、なんかいつもの死霊館だなぁ…で終わっちゃいました。ただ不気味な雰囲気作りとか、コケオドシの巧さは健在なので、細かいこと気にせずただブルッとしたいだけなら問題ないかも?
ベタといえばベタなのですが、演出がとにかく細かい。悲鳴のようなストリングスの効果音はもちろん、突然の風!後ろ後ろ!引きずられる!なぜやらかす!…そういったホラー映画の定番をこれでもかこれでもかと繰り出してきます。特に新しい演出とか新しい角度とかはないのですが、徹底的な職人の技という感じ。ホラー好きな人は見ないと。
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