「新鮮味はなし」ラ・ヨローナ 泣く女 kazu6279さんの映画レビュー(感想・評価)
新鮮味はなし
ホラー映画の歴史の文脈にある手法。
煽り➡️静寂➡️轟音。
或いは、
煽り➡️確認➡️何もなく安心➡️出現。
など、既存のホラー映画の「型」を多様、それをリピートし、恐怖を投げつけてくるタイプの作品だ。
ジェームズ・ワン監督を意識したようなワンカット長回しも見受けられる。
特に真新しくもなくホラー映画を見馴れている方にとっては、おそらく既視感、或いは退屈を感じてしまうであろう。
前半は禍々しい空気感やホラー映画における邪悪で邪な、正体不明の悪霊など期待を祖剃る演出でのアプローチで仕掛けてくるも、後半は有りがちなホラー映画の手法、技法での表現方法で少し尻窄みになったのが正直な所。
映画としての突っ込み所も幾つかあり。
特に轟音を多様するホラーは制作者側の手数の少なさ、自身の無さとも受け取ってしまいます。
凡作ホラーですが、気になる方は是非。
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