「【見えないリードに導かれて、困難を乗り越え”ゴー・ホーム!”】」ベラのワンダフル・ホーム NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【見えないリードに導かれて、困難を乗り越え”ゴー・ホーム!”】
ー野良犬のベラが退役軍人病院で働くルーカスに保護されるが、”ある事から”離れ離れに-
ーベラが退役軍人たちに可愛がられる姿。微笑ましいのだが、アメリカのある側面も見えてくる。ー
■ベラがゴー・ホームするまでに出会った、様々な人々(基本的に善人・一部悪人)。
・ビッグ・キトンとベラが呼ぶ、ピューマ。
-彼女は最初はベラに助けられるが、大きくなり再会した時には、狼の群れからベラを救う。-
・退役軍人のアクセルに拾われ可愛がられるが、物乞いをして暮らしていた彼は河原で亡くなり・・。ベラは道ずれにされそうになる・・。
ー哀しい、アメリカの現実である。-
・そして、怪我を負いながらもようやくルーカスと再会したと思ったら、愚かしき動物管理局の”小役人”が再び現れる。が、ベラに且つて癒された退役軍人たちがベラを守るために彼らの前に立ち塞がる。
ーこのシーンも染みたが、イロイロと考えさせられた。-
<様々な人々と動物と出会い、2年半かけて、わが家へ戻ったベラの冒険物語。
軽ーい気持ちで見始めたが、心に沁みてしまった作品。
裏にイロイロな”隠れメッセージ”があるような気がしたなあ。>
■「僕のワンダフル・ライフ」の原作者 W・ブルース・キャメロン製作。シンプルイズベスト。
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