「200メートルハードル。超高速で飛び越えろ!!宮本!!」宮本から君へ 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
200メートルハードル。超高速で飛び越えろ!!宮本!!
観るのは2年振り、2度目ですが、今回も激アツ、熱々アチチのイタタタ・・・でした。
中野靖子(蒼井優)との激動の恋愛史・・・
結婚に至るまでのハードル・・・宮本(池松壮亮)は、脇目もふらぬ疾走感でラストまで
突っ走ります.
靖子は宮本にとって唯一無二の運命の女(ファムファタール)。
靖子をレイプしたラガーマンの拓磨(市瀬弥ワタル)と、宮本の、
マンション非常階段の一騎討ち。
伝説の「決闘」シーン。
(私の中では永遠に語り継がれる名シーン)
格闘家の一ノ瀬と、見るからに非力な池松壮亮。
一ノ瀬はこの映画のために30キロ増量したと聞く。
しかし結果は宮本劣勢での、一発逆転○○○潰し!!
それにしても拓磨の親(ピエール瀧)の部下の佐藤二郎。
コイツが悪い。
拓磨を「86-58-85のいい子いますよ。やれますよ!!」って呼び出すか!?
(コイツが悪の枢軸だ・・・一人でロシア、中国、北朝鮮くらい悪い)
こんな超特急で走り抜ける宮本の将来が心配になるが、
原作漫画では、確かすごい子沢山で、結構長生きする筈です。
宮本みたいに暑苦しい男。
(一途で、脇目をふらず、真っ直ぐだから一直線!!)
天然記念物だけど、ちょっと憧れる!!!
過去鑑賞
原作も、その雰囲気をかなり見事にカバーしているこの映画も自分の中で、評価は高いです。
でも生理的にダメ。たぶん俺はロックの表層的なところだけが好きで、ロックの本当の真ん中みたいな宮本みたいな生き方は嫌いなのだと思う。
琥珀糖さん、コメントありがとうございます。
やっぱり男は人生の勝負に出なきゃならないときがある!
まぁ、俺はもう勝負したくない年齢になりましたけど・・・個人開業するという勝負したからもういいや・・・