「苦手な人には苦手な作品。」宮本から君へ 三国さんの映画レビュー(感想・評価)
苦手な人には苦手な作品。
昭和っぽい、青年誌らしい作品だとは思います。
男くさい作品。
私は苦手です。
今回、この作品を見た理由は、知り合いに誘われ、エキストラとして参加した作品だったので見に行きました。
が、こんなにもいい意味でも悪い意味でも青年誌らしい作品だとは思ってなかったです。
宮本の結婚結婚と靖子に言うシーン。
あの場面、私は完全に宮本に引いていました。
靖子と同じ気持ちかは分かりませんが、何言ってんだこいつって印象。
あのシーンを笑って見ていた方もいましたが、私とは合わない方だとも思いました。
それまでの靖子に起こったことを振り返って考えると、守ってくれない、本当に顔も見たくない相手に結婚って言われて、何言ってんだこいつってならないわけない。
靖子が職場の人に、お騒がせしてすみません。おめでたで~と謝罪し、説明するところは、靖子ができた人間のように見えるが、心の中はズタズタだろうな……と思えてしまい、どれだけ靖子を苦しめるんだよとも思いました。
原作に忠実なのかもしれない。
でも、私にはこういう作品は合わない。苦手です。
もし、恋人がこの作品が好きならば、別れようと思うくらい、苦手な作品です。
エキストラ参加したけども、家族や友人には薦められないと思いました。
カメラワークや蒼井優さんのお芝居はすごいと思いましたが、内容が内容だけに人に薦めにくい作品でした。
エキストラでの映画参加、羨ましいです!
「もし、恋人がこの作品が好きならば、別れようと思うくらい、苦手な作品です」
とっても同感です。
カップルや夫婦でこの作品を観て、感想が真逆であったとしたらきっとその2人は上手くいかないのでしょうね(^_^;)
ある意味そのカップルの真の相性が、互いの感想で明確にわかるような作品でしたね。
心理テストみたいです。笑