キングスマン ファースト・エージェントのレビュー・感想・評価
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公開日凸
タイトルコールの出方で心臓鷲掴みにされてからは、もうノンストップの面白さ!
ラスプーチン戦の舞踏会剣術、コンラッド1971風、ひとりで頑張るパラシュート大作戦、リフトでこんにちは首斬りショーラ、カシミヤヤギさんの復讐、とにかく見所があり過ぎてテンションあがりまくり!
まさかキングスマンの名台詞が悪役から出るとはなぁ。
(いま言われている偉人の名言も本当は違う人が最初だったりして)
にしても美女目の前にしたら大統領も男だからイチコロだよね〜
結局エマにしろポリーにしろ、いつの時代も女が強いって事。
でもキングスマン1みたいなポップさはほぼ皆無なので、もう一度バカバカしくて面白い1を見返そうと思う。新たな発見があるやも。
3作目として観るとイマイチ?
個人的に戦闘に関してはこれまでのキングスマンの様にポップ?少し遊びがあると言うか、(言語化できなくて申し訳ないです)があり、かなり見応えがありました。
ただ、キングスマン1,2の後に公開する3作目としては、少し魅力に欠ける気がしました。
当たり前ですが、馴染みのあるエグジーらは出てきません。だから、誰に目線を合わせて観ればいいんだ!って途中までなっていました。
これまでの1,2は(言い方悪いですが)馬鹿でも分かるシンプルストーリー
1は暴徒化させる機械を作動するバレンタインをぶっ殺せ!
2は国民を薬物中毒にして、薬売り捌くポピーをぶっ殺せ!
だったのですが、これらに比べるも少しだけ見づらくなった気がしました。でも、仕方ないと思う。
個人的な意見ですが、、、、
ノブレス・オブリージュの話かと思ったら
トム・ホランダーの三役は良かった。ファインズ好きなんですが、この作品は私には残念な映画でした。この後のお話のキングスマン2作を見ていなかったからかも知れません。構成がとっちらかっていて雑で、有機的に全体が結びつく構造になってなかったので一体私は何を見てるのかなあ❓️と思いました。ミッション・インポッシブル?クリフハンガー?1917?「スペクター」のパロディ?
ラスプーチンはコサックダンス踊るダンサー状態。まさかと思ったら本当にズボン脱ぐ貴族。笑いを狙っているのかな?ロシアの場面の背景で流れるのは「くるみ割り人形」(あまりにステレオタイプ!)で今まさに問題になってるバレエ音楽でネガティブにタイムリー?と思ったり・・・。ヴィルヘルム二世演じるホランダーとダニエル・ブリュールが話す場面くらいはドイツ語にして欲しかった。最後、ブリュールがある男をスターリンに引き合わせるシーンもドイツ語必要だと思った。ダニエル・ブリュールが出るからこの映画見たのにブリュールの無駄使いのように思った。
貴族は昔悪いことしでかしたからこそ今貴族なのだと父は息子に言い聞かせ、カシミヤ男も出自がワーキング・クラス故にオックスフォード公に恨みつらみを言います。英国の植民地政策含めて貴族階級の本質を突いてるのに映画ではそのまんま放置だったのでアリバイ的言質に留まった。最後の「キングスマン」誕生の場でヴェルサイユ条約(ドイツが次の大戦に参戦した原因の一つ)の問題を言ってましたが、「どの国にも属さない」私的組織がそれを心配してどこかの国に進言する立場になり得るんだろうかと頭の中が❓️だらけになりました。モンティ・パイソン❓️
良くも悪くも二次創作みたい
個人的には・・・
なんていうかキングスマンなんだけど悪い意味でキングスマンっぽくて(グロ要素とか、汚い言葉とか)いい意味でのキングスマン要素(スーツの紳士が傘やステッキでスタイリッシュに戦うとか)があんまりなかった感じ。
二作目でのステイツマンが投げ縄で戦うとかそういう方向性がラスプーチンがダンスで戦うとこぐらいなんですよね、ネタ切れだったのかなあと。
歴史上の人物が登場するんですがどうにも情けない感じで作中キャラのかませになっているのも個人的には良くない感じです。
展開が雑なのはいつも通りなんですけど、それを押し切れるパワーがなくて普通のB級映画になってしまっていたかなあと。面白くない時のキン肉マンみたいなイメージでしょうか。
今までのキングスマンとは違う良さがいっぱい
ラスプーチンが良かった。もっと小道具が観たかった。
・個人的に大局的な話の理解が苦手で、英国とドイツとロシアが戦争になってて、ロシアが身を引こうとしてる状況を何とか参戦させようとしての後にアメリカを参戦させるさせないの話になって、かなりわかりやすくしてるなぁとは思いつつ、展開の早さと主要以外の登場人物の多さで複雑に感じてその理解に疲れた。時々、何でそれをしてるんだろうって箇所が何個かあって没入できなかった。
・ラスプーチンが魅力的なキャラで戦いシーンが派手で面白かった。コンラッドでひきつけてっていう所をひねってオックスフォード公が相手をするのも良かった。脚が治ったのは意味不明だった。
・コンラッドが主人公なんだろうなというのを裏切られて良かった。途中でコンラッドが戦死したのには驚いた。そういえば、何でドイツ軍の一部は黙ってナイフで戦ったんだろう。
・始まってすぐ、オックスフォード公の脚を撃たれたけど、一撃で仕留めまくってた凄腕スナイパーなのに一番狙えるはずのところ、何故外した?と疑問だった。
・最後まで引っ張った羊飼いの男が、ほとんどの絡みない印象だったので驚きが薄かった。普通のラスボスって感じでそんなに強くなくて、ラスプーチンの方が印象深い。とはいえ、同じような二人ってのも何ともいえんなぁと思った。
・キングスマンが出来るまでの話だから仕方ないのだけど、小道具が全然でてこなくて物足りなかった。似非科学の武器をもっと見たかった。羊飼いのサーベル?に銃がくっついてるのが唯一そんな感じで面白かった。
・ハニートラップにひっかかるようなアメリカ大統領は変えた方が良いんじゃないかなと思った。今すぐ参戦させなきゃいけないわけだけども。
「公開日朝一番」
山羊 でしたか
最高のクリスマスギフト
胸の高鳴りが止まらない。筆舌に尽くし難いこの興奮と感動、最高のクリスマスプレゼント!
スペクタクル感満載で描き出す「キングスマン」
今作は1902年の南アフリカからスタート。歴史の史実に基づきながら進んでいくため、世界史好きにはワクワクが止まらないだろう。可能であればこの時代の歴史的背景も頭に入れておくと本作をより楽しめるはず。というか、世界史をある程度知ってないとたぶんわからない事多いかと…。
時には「1917 命をかけた伝令」を彷彿させるような銃弾が飛び交うシリアスな戦場シーンと「キングスマン」らしいスタイリッシュなアクションシーンが目まぐるしく展開される。
ゾッとする描写に目を塞ぎたくなったり、ハラハラするシーンに思わず声を上げたり、時には深い親子愛や仲間たちとの絆に涙して、息を呑んで、泣いて、笑ってのあっという間の130分でした。
特に、バレエ音楽に合わせて華麗に舞う美しいアクションシーンは感動通り越して泣けてくる。
平和主義の貴族がなぜ「キングスマン」になったのか、キングスマンシリーズを楽しむためにも必見の作品かと。これまでのキングスマンを見てない人も楽しめるはず!
まさかキングスマンで泣けるとは
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