「鍔目線」キングスマン ファースト・エージェント なおさんの映画レビュー(感想・評価)
鍔目線
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もうそれだけで満足。コロナのせいで散々焦らしに焦らされたけど、2021最後の劇場鑑賞作にしてよかった。スナイパー最強。
前二作のようなはちゃめちゃ悪趣味おふざけはだいぶ抑えている点は物足りなくもあるが、スタイリッシュなアクションとカメラワークは健在。予告で出ているシーンは見どころではあるけれど、その前後の流れを通してみることで、また一段とカタルシスが生まれている。ん? アレ、もしやここで首飛ばすー!?
途中『1917』が混入してきて展開も意表をつかれたけど、最後は全部載せで決着つけてきて、もうお腹いっぱいで食べられません。
そして007シリーズなどでもうだいぶ枯れた印象を持っていたレイフ・ファインズが、若返ったというか、色気…フェロモン…いやもうこれは完全なるエロエロ光線を全方位乱射していて、そりゃああの人もこの人もイチコロってもんです。ヘタレたり弱さも見せるけど、それを乗り越えていくからこその強さであり、また、お貴族様という地位にふんぞり返っているのではなく、自らの来し方をきちんと理解し律する姿勢があってこそのかっこよさなのである。そしてメイドにあるまじき太々しさのポリーさんにも、ワタクシのハートは撃ち抜かれたのでした。
よし、スーツを作ろう!
おっと忘れてた。ヤギさん大活躍!
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