フォードvsフェラーリのレビュー・感想・評価
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メカニックな話は殆ど無く…
主演の二人は大好物 (*´∀`*) ノ 特に、クリスチャン・ベイルは好き過ぎて車には無関心なあたしだけれども無条件に劇場鑑賞決定!!
期待したほど彼の良さが出ている訳ではなかったかな、とは思うものの映画としては非常に面白かった♫
技術的な話はほとんどなく、車に疎いあたしでも楽しめるような仕上がりに。
男の友情とか見栄とか執着とかそーゆーのをとても綺麗に描いててくれた。結構時間は長かったけどぜーんぜん気にならない。展開の繋がり方がよい。またイタリア語にあえて日本語訳をつけないところが騒ぎ立ててるイタリア人を皮肉ってて良い(*´艸`)
コーフンもの、クリスチャン・ベールかっこいい
実際は5〜6年かかった話を主要なポイントをギュッと絞り込み、レースを取り巻く男たちのぶつかり合い、マシンをチューニングしていく過程、実写でのレースシーンがリアルに味濃く描かれています。
また個人的には音の作り込みが気に入っており、シェルビーの赤のポルシェ356、MG1500、フェラーリとフォードGTの排気音の違いは映画館でよくわかります。
物語は単純にカーメーカーのぶつかり合いと見るよりも、レースマシンの制作方法に着目して見ていくと、メーカー両者の違い、シェルビー、マイルズ、アイアコッカなどの立場がわかりやすいとおもいます。
フェラーリはスポーツカーメーカーとして会社をあげてのワークスの取り組み。
一方、フォードはレースで勝てるマシンを作る能力がないため、カスタムカーの製作を手掛けるほぼ町工場のCOBRAに資金を出し、ほぼプライベートチームでフォードのワークスマシンを作るもの。
優れた技術提供があれば金を出すし、口は当然出すというM&Aに近いスタンスで正にアメリカンビジネスって感じです。
フェラーリもこの辺が気に入らなかったのでしょう。
印象的なシーンとして、何度かあるクリスチャン・ベールがサンドイッチを頬張るシーンは、マイルズの立場を象徴していますし、カッコいい。
あんな旧車
を操作する、してた時代って
どんどん薄れて行くだろうな〜
拭き取りしないワイパーでレースなんて
国際🅱️ライセンス持ってた俺はヤダヤダ
でもやるしかない…時って男にはある
女性にも理解されると良いな
コーラ飲みながら観てください
フォード重役からの圧力に耐えながら
最速の車を開発し、耐久レースで
フェラーリに挑む男たちの話。
2020年初映画!
初映画にふさわしいアツい映画でした。
専門用語多すぎわろたけど全然大丈夫!
男たちの友情、会社重役とのピリつき、
高速レース、アツスギルヨ!
車のこと知らなくても十分楽しめる!
キャラクターとしては
ベール兄やんの男臭さがとても良い!
私もあんな父になりたい。
デイモン兄やんの描写もう少し欲しかった。
「好きなことを仕事にできる人は幸せだ」
というセリフはある意味心に刺さった。
転職欲が高まった。笑
この手の映画は帰り道がとても危険です。
帰り道は車かっ飛ばしたくなります。
でもなんとか2000rpmで抑えた。
爽やかな感動を覚える
ル・マンはあまり見なかったが、F1レースは時々テレビで見た。プロスト、セナ、マンセル、シューマッハなどが活躍していた頃だ。数日前に観た「男はつらいよ お帰り寅さん」の後藤久美子を見て、ジャン・アレジも活躍していたことを思い出した。
イモラ・サーキットでのセナの事故を最後にあまりF1レースを見なくなった。セナはやたらに後続車をブロックするのであまり好きなドライバーではなかったが、それでも事故は気の毒だった。その後はフェラーリが全盛期となり、どうも毎年のレギュレーションがフェラーリに都合よく変えられているように思えて、急速にF1に対する興味を失ってしまった。
F1中継は遠いカメラから俯瞰して望遠で映すので、あまりスピードを感じないが、オンボードカメラの映像はかなりの迫力があり、特にテールトゥノーズの場面はスリリングで興奮したことを憶えている。レースは直線のスピード比べとコーナーのブレーキング競争が醍醐味で、本作品にもその辺のシーンがたくさんある。映画は好きなように撮影できるから、本作品の映像ではF1のオンボードカメラを遥かに凌ぐ臨場感と緊迫感を味わえた。
マット・デイモンは、ロバート・ラドラム原作の「暗殺者」のジェイソン・ボーンを演じたときの切れ味鋭いアクションのおかげでアクション俳優という印象もあるが、セシル・ド・フランスと共演した「ヒア・アフター」(クリント・イーストウッド監督)やスカーレット・ヨハンソンと共演した「We bought a zoo」(邦題「幸せへのキセキ」キャメロン・クロウ監督)では、情緒豊かで思いやりのある役柄を演じ、演技派の俳優として認められたと思う。そして「サバービコン 仮面をかぶった街」(ジョージ・クルーニー監督)では、表面を飾った利己主義者をケレン味たっぷりに演じてみせた。
本作品では優しさ溢れる熱血漢キャロル・シェルビーを演じ、ときにいたずらっ子のような側面も見せて、非常に魅力的なキャラクターの主人公を作り上げた。もうなんでもできる役者である。ダブル主演のクリスチャン・ベールも、3歳時のわがままさと素直さとひたむきさを残しながら中年になったようなマイルズを存分に演じた。
作品の構図は、自動車の能力向上とその証としてのレースでの勝利を目指す純粋な男たちと、利益第一の資本家の力関係である。フェラーリはF1でオフィシャルに圧力をかけたが、昔からそういう会社であったことがわかる。フォードはアメリカらしく大量生産の会社だが、自動車は精密な機械だ。少なくともエンジニアは大雑把ではない。
自動車は人を載せてある程度以上のスピードで走る輸送の道具である。当然ながら安全が第一だ。F1マシンのコックピットは相当に頑丈に作られていてドライバーを守る。それでもセナの事故は起きた。自動車レースは常に危険と隣り合わせなのだ。
本作品のレース映像は屈指の迫力である。それは主にカメラの位置の低さによるものだとは思うが、事故が起きないかとハラハラする気持ちも手伝って、手に汗握りながら観ることになる。おかげで153分の上映時間があっという間だ。むしろ短く感じるくらいである。
キャロル・シェルビーの演説のシーンに、10歳の頃になりたかった職業に就くことができるのは一握りの幸運な人々であり、幸いなことに自分もそのひとりだという言葉があった。まさにその通りであるが、そのためには多くの障害を乗り越え、多くの妥協もしなければならない。
本作品は二人のレーサー兼エンジニアの生き方に人生の真実を投影する。彼らは自動車の発展に寄与し、人々にレース観戦の楽しみを提供してきた。失うものも多かった二人だが、得るものも多かった。人を恨まず、状況を受け入れて真っ直ぐに努力した彼らの生き方に、爽やかな感動を覚えたのであった。
フォード vs シェルビー&マイルズ
冒頭から迫力のレースシーンで、IMAXを選ばなかったことを早くも後悔しましたが、評判どおりとてもおもしろかったです!序盤から登場人物が多くて置いて行かれそうになりましたが、主要人物はここで出揃い、ほどなく関係性もわかったので問題ありませんでした。物語は、フェラーリの買収に失敗したフォードが、レースでその雪辱を果たすまでが描かれます。よって、タイトルはフォードvsフェラーリ。しかし、実際には、フェラーリと戦う前のフォードチーム内での争いが大きく描かれていて、本当の敵はフェラーリではなくフォード!そのフォード内で男たちの意地とプライドが激しくぶつかり合うのが、実におもしろかったです。
映像的には懐かしのGT40が登場するあたりから、テンションが一気に上がります。幾度となく繰り返されるテストラン、微調整、再設計を通して描かれる、ひたすら速さを追求する男たちの生き様が本当にかっこよかったです。そんな彼らの魂の結晶のようなマシンが轟音とともに疾走する姿に惚れ惚れとしました。と同時に、小刻みに震えるメーターや激しく振動するマシンから伝わってくる、一瞬のミスも許されないコックピットのビリビリとした緊張感がたまりませんでした。一方で、クラッシュシーンも何度か描かれていて、その度に体がビクついてしまいました。観客は、助手席にでも座らされているかのような疾走感と高揚感と恐怖感を味わえること請け合いです。
そんな命を削るような戦いに挑むマイルズをクリスャン・ベールが好演しています。そして、マイルズを支えるのは、ともに打倒フェラーリを目ざす、マット・デイモン演じるシェルビー。マイルズとシェルビー、そのどちらか一人でもいなければ、フォードの偉業は成し遂げられなかったでしょう。でも、シェルビー以上にマイルズを支えたのは、夢を追う夫を信じて見守り続ける妻モリーと、父に尊敬と憧れの視線を送り続ける息子ピーター。こんな素敵な家族に支えられたら、やるしかないでしょ!
そして迎えたル・マン。スタート早々アクシデントに見舞われるも、エンジンを限界まで回し、コーナーを極限まで攻めるマイルズの魂の走りに目が釘付けでした。しかし、やはりここでも敵はフェラーリではなくフォード!レースの詳細はぜひ自身の目で確かめてほしいです。自分は、さまざまな思いで目頭が熱くなりました。
冒頭のスタートダッシュに始まり、企業間競争、チーム内抗争、挫折と家族の支え、デイトナ、ル・マン、エピローグと、みごとなペース配分で走りきった本作に対し、観客の誰もがチェッカーフラッグを振りまくったことと思います。
ケン・マイルズという男
欠けた部分を補い合う男ふたり
やがて切り離せない絆で結ばれていく
ル・マンの結果が出て
フォード上層部に食ってかかる
シェルビーの姿がひとしきり泣ける。
何度見ても胸が熱くなる。
アカデミー編集賞・音響効果賞おめでとう。
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2020.1.26 TOHOシネマズ日比谷にて
2回目は残念ながらIMAXならず
それでも充分轟音を堪能。
父を見つめる一途な憧れの眼差し
ノア・ジュプの今後を見守りたい。
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2020.1.10 TOHOシネマズ新宿にて1回目
IMAXレーザーにて観賞。
古き良きアメリカンヒーロー
そんなキャラと久々に遇えた。
妻をひたすら愛し愛され
息子からは一心の尊敬を集める。
少々荒々しく破天荒な質ながら
仲間と共に逆境に立ち向かい
見事に勝利を勝ち取っていく。
スピードと轟音に酔いしれながら
静かにじんわりと感動を促していく
家族のドラマやバディストーリーが秀逸。
強いアメリカ的筋立てが時世的に鼻につくが
そんなことは熱い涙ですべて洗い流せる。
一流企業の保守的体質が
とにかくこの映画を面白くしている。
#フォードvsフェラーリ
音がいい。最高にいい。
この音なら白ご飯何杯でも食べられる。
エンジン音が高くて、振動があって、
「ああっ」とため息が出ました。
心ときめきますね。
下からのアングルがいい。
レーシングカーは、颯爽とスカートをひるがえしながら走り抜ける女性のよう。
男性(ドライバー)は、その女性の身体や機嫌を伺いながら、褒めたり怒ったり。
男の名誉や勝利がかかった仕事。
すごいです。
まったくもって、映画の感想ではなくて、
すみません。
私自身、車のレースは、父親が好きなので、とても親しみがあります。
(野球やサッカーよりも我が家ではメジャーなスポーツです。)
なので、この作品は車のレーシングシーンが多くて、とても楽しかったです。
詳しくは知らないのですが、今のF1などのレーシングカーはとても賢いコンピュータ性能があるみたいです。
なので
アクセルやブレーキの足さばき、ギアチェンジする右手に興奮しました。
もしかしたら、今の50から60代の人も懐かしんでみる
ことができるかもしれません。
昔も今もレーシングカーはカッコいいですね!!
でも1番かっこいいのは、
奥さんの車を運転するシーンです。
映画の後は安全運転で帰りましょう。
タイトルから企業ドラマかと思ったら、主人公達のレース魂を熱く描くドラマで、2時間半の上映時間もあっという間のゴールインでした。レースシーンは、地面を這うようなローアングルと運転席からのドライバーの視点で撮っているので、すごく臨場感と迫力があります。主人公達と対立するのが身内と言うのは皮肉だけど、フェラーリ側のドライバーにもスポットが当たっても良かったかな。主役二人も好演で、クリスチャン・ベールはこういう偏屈な役はハマりまくりでした。
音速に懸ける情熱
いかに速く、遠くへ。
マシンの速さに懸ける二人の主人公の愚直なまでの姿勢。
そして、ドライバーの息遣いも伝わってきそうな、レースのシーンは臨場感と迫力が満点。
まさに音速の世界とそれに懸ける男たちの熱き物語です‼
車を愛する男たちの夢の物語
ホント熱い作品だった。素直に感動した。
販売不振のフォードが自社のフラッグシップとすべくフェラーリ社の買収を試みるが、コケにされ激怒した社長が、ル・マンで常勝フェラーリに勝利することを命じた。
そんな会社の思惑はともかく、純粋に車が好きで、速く走りたい、レースに勝ちたいと願うシェルビー(マット・デイモン)とマイルズ(クリスチャン・ベール)の熱い思いに火傷した。
私は絶対マイルズ推し!ベールの名演は言わずもがな、嫁さんや息子との関係性が最高で、何度泣かされたことだろう。
賞レースのほうは作品賞と主演男優賞が期待されるが、ダブル主演なので難しいのかな。
大企業め!
単純なアメリカ万歳!のサクセスストーリーでなく、大企業の抱える傲慢さ、組織の硬直さなど上手く掘り下げてあります。富裕層というか、車がステータス化された、社会にも若干な皮肉が。車を純粋に楽しむマイルズと対比になってて面白いですね。
レースシーンも迫力あってワクワクするし、史実を知らないと衝撃のクライマックス。クリスチャン・ベール、マット・デーモン二人とも最高。(はじめ、立場逆かと思った)
苦言をいうなら、あえてそうしてると思いますが、マット・デーモンがガムをくちゃくちゃ噛みながら、喋るシーンは不快でした。(あくまで個人の意見です)
排ガス規制や騒音規制がうるさい中、爆音のレースカーっていいなと思いました。
男たちの熱すぎる戦いに夢中になった
こんなに熱い映画は久々に観た。経営の妨害を受けながらも愛する家族の支えを受け、圧倒的に不利な状況から勝利を目指す。王道なんだけどそれが良い❗️
とにかくレースシーンの迫力が本当に凄かった❗️久々に前のめりになって映画を見た気がする。レース中の没入感が凄まじく、事故るんじゃないか、車のトラブルが起きるんじゃないかと、ずっとヒヤヒヤした。手汗が半端なく出た💦IMAXで見れば良かったと後悔…
ノアジェプ君演じるケン・マイルズの息子がお父さんを尊敬して本当に良い子、癒されました☺️。「ワンダー 君は太陽」のときもそうだけど、彼ほど良い子が似合う子役はいないね。
それと、副社長。こんなウザいやつは「ROMA」のフル○ン野郎以来、久々に観た笑
本当に面白かったのとレースシーンが凄いんで、映画館で是非‼️
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