アド・アストラのレビュー・感想・評価
全296件中、41~60件目を表示
まあ、なんとか見た、
ブラピが出てて、トミーリージョーンズも出てるからと見てみた。
ふたりともさすがにトシとったなあ、と感じつつ、ストーリーは広大な宇宙をテーマにしてても父子の関係に特化したような内容。
これまたいろいろ思うとこはあれど、、、★は2つくらいかなあ、という程度。
宇宙船の行き来が簡単なかんじでもあり、月、火星、そして海王星?くらいまであっという間だった(笑)
この内容で宇宙を舞台にしてほしくなかった
宇宙を舞台にした映画で、『インターステラー』という映画が大好きで、予告編や、事前に得られる情報を見る限り、よく似ていると思った。そういう意味で期待していたが、全然違う映画だった。そして、知人からは、『オデッセイ』との類似を聞かれたが、これも全く違う。
どちらかといえば、『ゼロ・グラビティ』に近い内容か。ただし、これも登場人物がごく少数に限られ、主人公が出ずっぱりという意味で近い。という意味であり、映画から得られる教訓や、主人公に感じる共感は薄い。
さりげなく語られているが、宇宙船内での犯罪行為について触れた映画は、非常に少ないのではないだろうか?
具体的には、ミッションを果たすために、自分以外のクルーを犠牲にして(結果的に殺害してでも)行動することの是非や、成功性の喪失。そして、その行動が間接的に地球を絶滅の危機に陥れるという、非常に大きな問題をサラッと扱っている。逆に、親子間のコミュニケーションの欠如と、自分探しみたいな非常に内省的な描き方をされていて、「これ、果たして宇宙が舞台である必要性がどれぐらいあるのだろうか?」と疑問を抱かずにいられない。
ブラッド・ピットは俳優としては、今回が最低のパフォーマンスだと思いたい。
2019.9.26
遥か遠く……じゃなく自らの内側にある小宇宙かな?
少し甘いかもしれないが★3 正直、★2.5と★3の間くらい。 冒頭...
少し甘いかもしれないが★3
正直、★2.5と★3の間くらい。
冒頭に出てくるシーン、高所恐怖症の人は怖いかもしれない。
この様な洋画では珍しく、主人公が自身の心情に向き合った作品。
高所恐怖症でなければ比較的誰でも観やすい。ただし子供は理解するのは難しい可能性も。
宇宙版父を訪ねて3千里
果てしない宇宙
いつかこういう時代が来るのか、、、月は地球から隣の駅でそこから火星、海王星まで。
ロイの父親は途中から1人になっても(意見の相違があったのか、その辺りがよく理解出来なかった💦)地球外生命体の調査を続けていたようだけど、20年以上(30年近いのかな)閉ざされた空間で通信も絶ち、孤独な状態。普通なら精神崩壊しそう。息子にあの任務を任せるNASAは残酷😰
ブラット・ピットが今回は感情を抑えた役所で、笑顔が見られなかったのが、ファンとしては少し寂しかったかな。ただ何度か睡魔に襲われて、何度か見直した😓つまらなかったという事なのか、、、今まで多くのSFが宇宙人👽や地球外生命体ありきの設定だったことに対して、この映画はロイの父親も結論を出していた様に地球外生命体はいなかった、としている。そういう点では斬新で、内容もつまらなくはないんだけどなぁ、でも眠くなるという事はつまらないのか、、、堂々巡りだ😅
これは映画館で観ればよかった。壮大な宇宙は大画面のがやっぱりいいに決まっている。後悔😔
トム・クルーズが宇宙ステーションで撮影を考えているそうだけど、実現出来たらすごいですね🛰
ベンソンアリゾナ
シリアスなドラマだがアクロバチックでもある。月面ではマッドマックスのようなバギー戦を生き延び、宇宙空間を慣性で泳いでくる。
ゼログラビティで主人公がコワルスキー(ジョージクルーニー)の幻影を見る楽しいシーンがあるが、あれを地でいく遊泳をやってのけるばかりではなく、羽目板を盾代わりにして、宇宙塵を突っ切って、母艦ケフェウスへ戻ってくる。
父子の心象へ比重を置くような気がしていると、マントヒヒが襲ってきたり、船を乗っ取ったり──不釣り合いなアクションシーンが出てくる。
慣性航行前に羽目板を外したときは、もしやここでベンソンアリゾナがかかるのか──とさえ思った。
雰囲気に凸凹があり、印象が収まらない。
この監督の特徴だが──といってもThe Immigrant(2013)とThe Lost City of Z(2016)しか見たことはないが──とても良さげで、いい感じなんだが、今ひとつ佳作には至らない──という映画を撮るひとだと思う。
そのバランスがむしろすごい。
IMDBで7には至らず、でも7に届きそうな映画を撮る。
ジョンヒューズのUncle Buckで、Buck伯父が姪にボールをピンに近づけるという競技だったら優勝できると言ったのを覚えているが、あれである。
実績ある監督なので、予算も潤沢である。ゆえに飛躍した未来ではなく、テクノロジー進捗の延長上にあるような──より現実的な未来を見ることができる。それが船内やハイテク機器によく表れている。だが、かなり雰囲気で落とそうとしている気配がある。テラハに山ちゃんが「こいつ、なんか雰囲気で落とそうとしてねえか」と評する男子が出てくることがあるが、この映画もそれを感じる、とは言い過ぎかもしれないが、すくなからずブラッドピットの表情と演技力に委ね過ぎの感があった。
絶望する勇気
月へのフライトシーンや衣装がリアルで面白かった。近い未来、本当にこんな感じになるんじゃないかしら⁈
ふさぎ込んだ内向的な主人公。ブラピの「静」の演技に惚れ惚れ。
静と動の映像のリズム感が実に心地良かった。
さて。
困難を克服して栄光を獲得する物語はもう卒業しようよ、というメッセージを感じ取った。
最も優秀な宇宙飛行士であり、理想のために仕事を全うしようとする父を誇りに思う気持ちと、自分の欲望を優先させ妻と息子を不幸にした父を恨む感情が交錯する。
「本当に父親に会いたいのだろうか。」
しかし、火星での通信で、自分の素直な気持ち(父への憐憫)が発露する。そして宇宙軍の本当の目的が明らかになり、憧れの英雄である父を助け地球に連れて帰りたいと欲するようになる。
ところが父は清らかな英雄ではなかった。更にロイ自身も自らの欲望の実現のためにクルーたちを死なせている。
このあたりの描き方が素晴らしい。
過去の栄光や夢を取り戻すために暴力を行使することは虚しいだけだ‼︎
アメリカはもはや英雄ではない。一度ちゃんと絶望した方がいい。
その先にしか一条の希望は見出せないのだから。
「先の事はわからない。でも心配はしない。身近な人に心を委ね、苦労を分かち合う。そして、いたわり合う。私は生き、愛する。」
良い親ではなかったのに、息子が自分と同じ道を歩んでいることを知った父。息子が本当の自分の人生を生きるために、親は潔く子どもと離れなければいけないよね。
そしてロイは父とは違う道を歩み出した。
…ブラピの瞳が悲しく、同時に希望も感じた。
んっ? 何がいいたい? て感じで、観てた。 お父さんを迎えに行くん...
「感動」のちから、、、
退屈だった。
全296件中、41~60件目を表示