「汚れなき子供向けファンタジーでいいじゃないですか?!」バースデー・ワンダーランド marimariパパさんの映画レビュー(感想・評価)
汚れなき子供向けファンタジーでいいじゃないですか?!
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有名なアニメ監督作品が目白押しの今日この頃、大人が観て感銘を受けないといい作品と認められない傾向大ですね。そのせいか評価のブレが大きい気がします。
私自身大人が観ての評価がすべて、みたいな気持ちはないのですが一応大人向けとしての観点では3点、でも純粋に子供向けのファンタジー作品としてなら4点。間を取って3.5点でいかがでしょうか?(って誰に聞いてるの?)
色々と突っ込みどころはたくさんありそうですが、あえて触れすにきれいな映像と音楽、キャラクターもきれいな原恵一監督らしい作品だと思いました。
『悪玉が実は』みたいなところ『STAR WARS』のダースベイダーやカイロレンなんかを思い出しました。彼も暗黒面に落ちてしまってたんでしょうか。
でも「フォースとともにあらんことを」じゃない「関ジャニ∞の前向きスクリーム!」でもない、自分自身の心の中にある『前のめりの碇』をもって困難に打ち勝つこと、アカネにとっても仲間外れになりそうな友達からの救いの求めを勇気が出ずスルーして問題を先送りにしてしまうことはこれからなさそうですね。
こんな成長の過程を是非子供たちに感じてほしいと思います。
どうしても『千と千尋の神隠し』みたいに壮大な異次元ファンタジーを求めて期待を大きくして臨まれた方には物足りないのかもしれませんが、子供目線でみれば十分楽しめると思います。
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