「【どうしちゃったの?ブライアン・デ・パルマ監督。設定、脚本の粗さに困惑した作品。】」ドミノ 復讐の咆哮 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【どうしちゃったの?ブライアン・デ・パルマ監督。設定、脚本の粗さに困惑した作品。】
ー巨匠、ブライアン・デ・パルマ監督が8年ぶりに世界に放つ、サスペンスアクション 最高傑作!-
と、当時のフライヤーに記載されているのだが、とにかく突っ込みどころ満載な映画である。
■感想
・デンマークの刑事クリスチャン(ニコライ・コスター=ワールド)が、同僚のラース(ソーレン・マリン)と、市内パトロールに出掛ける際に、”銃”を忘れるという、基本的且つ、致命的なミスをするところ。
- 初めて見たよ・・。サスペンスアクション映画で、自ら銃を忘れる刑事って・・。で、ラースは銃をクリスチャンに”貸す”訳だが、ラースは殺人犯タルジにより、首を切られ大けがをする。-
・タルジの犯行理由は、父を”ISIS”により、殺害されたから・・、という事が徐々に分かるのだが、そこにCIAが介入してきて・・。
- ”ISIS”の映画祭でのテロ行為、そして、クライマックスの闘牛場でのテロ未遂も、描き方が非常に粗い・・。-
・何といっても、ラースと同僚の女刑事アレックス(カリス・ファン・ハウテン)が、不倫をしていた事が、後半描かれるが、・・
<ストーリー展開が、非常に粗く、様々な出来事の背景も上手く描かれていない作品。
御大、ブライアン・デ・パルマ監督、休み過ぎて映画作成方法が鈍ってしまったのではないのかな?>
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