ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たちのレビュー・感想・評価
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思ったほどではない
どうにも期待が大きかったのか
思ったほど起伏がなくて冗長でした
あっという間に抜かされてしまい後は残務処理
素材は良いけど…って感じでしょうか
アクターはみんな素晴らしかったです
予想外のラスト
実話ですが、このお話を知らなかったので結末には驚きました。
私のような一般人には全く分からないミリ秒単位の通信速度を競う金融の世界が舞台。0.001秒を縮めるために全力をかける男たちの姿は、物凄くひたむきでカッコいい。
特にエンジニアのアントンが良かったです。天才プログラマーですが、コツコツトライ&エラーの繰り返しという、結構地味だしかなり孤独な作業。それを支えつつ自身の得意領域をガンガン進めていくヴィンセントとのバディ感も良かったし、優しさや抜け目のなさもGOOD。
逆境でも、ライバルが強くても、資金が尽きても、病気になっても、自らが信じたビジネスチャンスに向かって走り続けるビジネスマン、尊敬します!!
全ては最終シーンの為に
ほんのわずかかな労力で大金を手にする事は誰にとっても魅力的だ。閃きと頭脳のアントン、口の達者なヴィンセント。それを可能にしてしまおうとする二人は従兄弟。頭脳のアントンをいいように利用しているだけに見えるヴィンセント。
けれど劇中で、ヴィンセントの父はロシアからの移住者だと明かされ、勝ち組になるべく、一発逆転の成功を目指している。だからこその光プロジェクト。二人は、観客の私が思っている以上に深い関係があるのだとも思えた。
か、しかし結局、主人公ヴィンセントの余命か少なくなって来たとき、自分にとっての心穏やかな幸せって何なんだ⁉️と、最終シーンは、スローで落ちて行く雨描写、それを眺めるヴィンセントとアントン、二人の背中越しの雨のシーンは、何故か美しい。雨粒は、いつものように同じなのに、見ている二人の心持ちが違っているように見せている。二人が惚けて座っている場所は、通信の速さなど俺たちには関係が無いと言う、アーミッシュの納屋なのだ。
このシーンを見せたいがため全ては伏線だったのかと思ってしまった。
最終シーンは、観客の自分も、回りの景色や、人々が愛おしくなってくる気持ちがわきだす。本当に大切なモノってなんだろう。何かを失おうとした時しか、わからないし、感じられないんだな、人って、愚かなんだなと。
足るを知るって、大切なのだと思わせてくれる映画だった。
何が大切なのかを知る為に
現在の金融市場はAIによる高速取引が一般化していて、1秒間に何万回もの売り買いで、利益を上げる取引が行われている。その為に光ファイバーをただただ真っ直ぐにひこうとした男たちの物語。
最初は金持ちになりたいという気持ちと、ただただ真っ直ぐに不可能に近い作業の果てに何があるのかを追い求めていた二人だが、様々な試練で何度も折れそうになり、壊れていく。
しかし最後には本当に大切なものを見つけ出す、今の情報社会に対するアンチテーゼが込められている。
映画を見終わったあとの余韻が心地よい。
今日はネット遅いなぁ
主演のジェシー・アイゼンバーグ、どうしても「ソーシャルネットワーク」のザッカーバーグに被って見えてしまう。ソフトとハードの違いはあれど、本作もネットワークの構にすべてを掛けるところは似てる作品かと。そういえば、ウッディ・アレンの「カフェ・ソサエティ」も主演で、野心家の青年の役だった。夢を追いかける野心を持った役が定番ですね。
ストーリーは単純で、カンザスからニューヨークまで1600キロをまっすぐに掘り進む話。マイクロ秒を争う証券トレーダーの世界。速さが巨万の富につながるのだ。何万もの土地の所有者から必要な部分を譲り受け、地下3メートル幅30センチほどの穴をひたすらまっすぐ掘るだけなのだが、そこには数々の困難が待ち受ける。
アントンは、ヴィニーが投資家に軽く約束してしまったさらなる高速化に向け、ホテルに缶詰めになって、必死にプログラムを改修する。エヴァの妨害、予算の超過、土地の売却拒否など、次々と襲うトラブル。マイクロ秒にかける兄弟の野望はどうなるのか!?
「悪の華」「Joker」「蜜蜂と遠雷」と、重めの映画が続いていたので、ドタバタコメディの要素も少し期待していたのだが、あにはからんや、プロジェクトXばりの真面目な展開。工期も遅れ、投資家からはプレッシャーがかかり、エヴァの妨害も執拗に迫る。突っ張るヴィニーに暗雲が垂れ込める。重苦しいなぁ。
終盤、天才技術者だがオタク系で頼りない義兄が逆転劇を仕掛けるところで救われた。猪突猛進の義弟を、やさしく見守る兄の姿がそこにある。実話を元にしているとのことだということで、ドキュメンタリーっぽい色がついた、面白い作品です。
かわいそうだが
アメリカって凄いな。こんなメチャクチャなプロジェクトにも投資するひとがいる。そして実行する。そのスピリットは見習いたい。
ただあんな大掛かりなプロジェクトでも、この日進月歩のIT業界なら、あっさり新技術にとって変わられるのは当たり前。かわいそうだが仕方がない。
大絶賛はできないものの面白かった
これ実話らしいですが、原作とかあるのでしょうか?
予告編を観て、面白そうと思って観に行きました。実話を元にしてるとあったので、てっきりハッピーエンドだと思ってたんですが、違いましたね。その後、ネットワークのこと、システムのこと、彼の病気のこと、出資者の彼のこと、どうなったのか気になります。
こういう役、ジェシー・アイゼンバーグ お似合いですね。あの早口ぶり、なかなか好きです。アレクサンダー・スカルスガルド は、なかなかのイケメンなのに、あの風貌。抵抗なかったのでしょうか。二人とも、なかなか病んでる役でした。頭のいい人は、思いつくことも違うし、考えることも違うし、その分、病みやすい…そんなイメージ。そして、二人とも、お互いじゃないとダメ。そんな二人を、よく演じれてたと思います。
特別に、大絶賛するほど、面白い訳ではありませんが、つまらないというほどでもなかったです。
悲愴で終わり、なんだかもどかしいが要点は得ている。
「マネー・ショート 華麗なる大逆転」を見てハミングバードプロジェクトを見ました。
作品は色々な要素(特に差別や現代テクノロジーに関する批評的思考)が強く映画を見ながら全てを理解するのは難しいと思います。なので3星。
>テクノロジーに関して
冒頭にヴェガが面談試験の際に
「ノルウェーからスペインまで海底ケーブルを引くとして最少何点で位置補正をしなければならないか?(地球の曲線も考慮するか試験してる)」という試験を受けたり、アントンが「15%の製品誤差を優位な製品のみ抽出した場合光ファイバーの再生機を減らすことが出来る」、「電波伝送で中継器にダイレクトに正弦波で伝送出来る可能性の論文を発表した直後来月までに完成させればボーナスを支給する」などテック系企業ですら頭が真っ白になる話が出てきて面白いです。理解するのに一日かかりました。面白いかは別ですが見ものではあります。
多分まだ理解しきれていないので間違ってたらごめんなさい。
>法律に関して
大手企業が主人公たちに嫌がらせをしてくる場面がいくつも出てきますが、最も興味を引くのが企業側が弁護士を使ってFBIにアントンを国家反逆罪で逮捕させ拘留させたところです。これに関してはアントンの方が上手で法律で嫌がらせする大手を翻弄する場面があり冒頭の部分から楽しめます。法律を無視する連中だと分かっていたのでバックアッププランをアントンは用意していました。アントンは拘置所から大企業を攻撃します。このシーンは法律を利用して、法律を無視する相手にアントンは理解・対応してました。
ちょっと逸れますが原作(フラッシュボーイズ:マイケル・ルイス作)にあった現実の話が数回出てきます。本当に国家反逆罪で逮捕されて8年間監獄に入れられたテクニカルエンジニアがいます。
>差別・宗教的な考えについて
現代アメリカの差別と偏見と実際ステレオタイプな人物と双極の人物が出てくるので混乱します。正直苦々しい気持ちになりますがアメリカという国が否応無しに分かるシーンが幾つも出てきます。この映画はその部分が強すぎたので星3つにした理由がこれです。まあ、初っ端に星条旗を掲げた家主の白人のおじいちゃんが「私はアメリカ人だ、君は何系かね?」とヒスパニック系のヴェガに問い詰めるというシーンがあり現実的すぎます。ちょっと、この系統のシーンがちょっと多すぎる気がしますね。
思ってたのと違う展開だったけど面白かった
予告で思ったのと違う展開でした
わからないくらいほんのちょっぴり先に、それのために人生全てをかけた主人公、お金よりもっと大切なものが彼にはあったように思えました
ジェシー・アイゼンバーグ演じる主人公は「ソーシャル・ネットワーク」のような、何がなんでも目標を達成する人物かと思えばそうでもなく、いや、そうかもしれないけど、観終わってからの心への残り方が違いました
髪を剃って猫背でイケメン封印してたアレクサンダー・スカルスガルドと、ジェシー・アイゼンバーグの2人のラストシーンには涙腺弱い私にはジーンときました
余韻が心地よい作品でした
「行き着いたゴールより、その過程で出会った人たちが大切」みたいな言葉が心に残りました
「ベター・コール・ソール」のマイケル・マンドが出演されてて嬉しかったです
そんなにひかれるところはないのに、不思議と見入ってしまった。たぶん...
そんなにひかれるところはないのに、不思議と見入ってしまった。たぶん、主人公の焦燥感がだろう。そこがすべて。アーミッシュの登場は、リアルではどうだったのかわからないけど、落としどころとしての評価は微妙。アーミッシュ、アメリカ映画ではたまに顔を見せるり日本人ほか、アメリカ人も含めて、どういう捉え方なのだろう、素直な疑問。
志には共感できなかったが、後からじわる。
KGBに知り合いがいるというカフェの女の言葉が良かった。
世界一の超高速取引のおかげで他者(市場参加者)を出し抜き、(例えば)ジンバブエのオレンジ農園?の株を売り抜けるような薄利多売を繰り返し、左団扇の億万長者暮らしが出来たとしても、
「ジンバブエの農夫は幸せになれない。(それって何なの?はっ?みたいな)」。
株取引の本質から言って、労働者の幸せを一緒くたに語るのはそもそも位相が違うのであるが、それにしても主人公たちの志のベクトルに対する違和感は見る人みんな最初から抱くはず。
ところが途中からはまさかの展開です。やっぱり、この志を苦難を乗り越えてやり遂げてハッピー!みたいなエンドはなかった。良かった。当たり前か。
アントンの聡明な娘さんの将来の職業選択に期待します。
主人公、「ソーシャルネットワーク」でザッカーバーグ演じた人ですよね。いいなあ、彼のマシンガントーク。これだけでも見る価値あり?
今この瞬間も、「今だけ金だけ自分だけ」のために何かを「掘ってる」人、いるんだろうなあ。それがアメリカ!あるいは中国??
思ってたとの違う2
笑えるエンタメ映画かと思っていたら違った、、けど人の営みの尊さみたいなのを、ちょっとだけ考えさせられる映画だったから、差し引き★3。
0.001秒を削るために命を削った男たちの話だが、人生は急がば回れ、くらいがちょうどいいのかもしれない。
0.1msってどのくらい??
最後の人生が0.1msだったらとか。
宇宙の一生に比べたら、人の寿命なんて0.1msだとかの言葉はなくて。(笑)
なぜかチェーンソーを振り回していたり。
なんかビジネスにはまってしまっている、ひとのあがき映画なのかどうなのか。
いい感じではマッテいて。
穴掘りしていて。
この設定だけだと無理だろって。いうような。
でも、そこからの相似則なのか。どうなのか。
LANケーブルも無駄があると、遅くなるのよだとか。
でも無駄や余りがないと、タイトすぎるだとか。
どうなのか。
マザーボードの違いだとか。
コネクタの違いだとか。
そんなことは出てこない。出てこなかったようなどうなのか。
銅の密度だとか。
そんなことも出てこない。
なんかばかばかしさが中途半端でどうしようもない。
うーーーんとこれは。うーーーーん。あり??!!!
なぜか捕まってみたり。
セクシーとか出てきてて。あーーーーーとか。
まあ、ギャグというか、アンニョイギャグ!!!
良心的な作品です。オススメします。
ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち (2018)
予告編だけの印象と主役がジェシー・アイゼンバーグという事だけでいろんなトラブルはあったけど最後はみんなで楽しく贅沢三昧・・・。というラストかと想像していました。
後半は想定を超えた展開で実話を元としてたらかなり重いエンディングでしたが不快感や暗さはないです。
映画的な面白さも十分あるし登場人物も皆個性的で見応えがあります。特に女性経営者のエヴァ役とプログラマーの弟は適役で上手過ぎ。
事業を発想して投資家を見つけ現場リーダーと関係者大勢を雇い機材を購入、限られた期間で大きな事業を行う行動力とリスク、さらにその先の人生を考えさせられました。
20代30代の起業家を考えてる方に是非見てほしい作品。
ラストを見たら少し人生を見直すかも。
いやーーー。よくわからない。なんか、穴掘り映画。(笑)
すこし、逆転的な発想に期待して。
拝見。
結果、期待外れ。(笑)
でも、なんかわかる。
pingとか。
なんか伝送速度とかそんなに関係なくないかだとか。
もう十分でしょだとか。
デフォルメ感がいい。だとか。
この馬鹿馬鹿しい設定が苦笑でいいとか
いろいろな声が聞こえてくるような。
聴こえてきそうなのか。
聴こえてはこないのか。
なんかよくわからないけれど。
俳優が頑張っている。
現代のブラック企業戦士なのか。
よくわからない、思い込みとお金とビジネスに奮闘する。
ばかばかしい設定と皮肉感が満載に感じた人もいるのかどうなのか。
穴をほって。直線で最短距離というつっこみどころ満載の設定で。
トレード業界の傘となりえるのかどうなのか。
日よけとなりうるのかどうなのか。
軒先となりえるのかどうなのか。
まあわかりません。(笑)
もっとバカバカしく、ヘリコプターを墜落させてみたり。
油田にぶち当たってしまったり。
水脈にぶちあたって噴き出てしまったり。
なんかアクションで遊んで欲しかった。(笑)
まあ、そんな声はなかったような。
まあ、とりあえず。おすすめは難しいです。(笑)
全55件中、21~40件目を表示