やっぱり契約破棄していいですか!?のレビュー・感想・評価
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救急車に轢かれる場合は割増料金かかりますけどいいですか?
1週間以内に死ななかった場合は全額返金いたします。
っていう原題の2018年のイギリス映画。
英国暗殺業組合w
ノルマ制。
営業成績グラフあり。
武器は貸出制。
定年は70歳?
定年間近の殺し屋と
他力本願の自殺希望青年。
殺し屋自らが契約を取ってくるw
生命保険会社のおばちゃんかよ!
選べるプランと料金表。
あんなセクシー美人の出版編集者が毎日通って来てくれたら、気が変わらないほうが。
予告編で何度も笑って、フレイヤ·メーバーお目当てで2回目も観てしまいました。
おっさん殺し屋がハズす場面で必ず笑ってしまいます。
ウエーター可哀想?
不謹慎ですか?
いいじゃないですか。
コメディ映画なんだから。
ベイビーわるきゅーれ観て笑ったら、不謹慎だってメクジラ立てます?
イケ好かない出版社の上司の殺し依頼をしていたエイミー。怖っ。
でもとってもクールビューティー🤩
レスリー(トム·ウィルキンソン)が粛清されなくてよかった。
ですが、トム·ウィルキンソンさん、2023年12月30日に自宅でお亡くなりになりました。75歳。ご冥福をお祈りいたします。
ベニーおばあちゃんがスゴい度胸。
二人のツヨ〜いワルキューレに護られたちょっと情けない男のお話。
最後はどっちに転んでもウイリアム君は本望だったんじゃないでしょうか。
1週間以上楽しんだし。
アンビュランスに轢かれるコースは別途料金かかります。
やっぱり配役変更してください
主人公の人ダニエルラドクリフと思って借りたのによく見たら違った笑笑
でもなんか似てるよね。
自殺願望がある男がロートル暗殺者と出会い暗殺を頼むんだけど人生うまくいきそうになってやっぱりやめたいけど暗殺者にも事情があり、おいそれとはやめられないって話。
コメディタッチなんだけどコメディにもなりきれてないし、いい話にも持ってこうとしてて中途半端で消化不良。
暗殺者サイドにも組合みたいなのがあったりしてて設定だけは面白いけど、この世界線には警察はいないのかな?
ヒロインのフレイアメーバーはとてもタイプでこんな子に好かれたらそりゃ死ぬの思い止めますよね。
ラストはうまい事したつもりだったろうけど、元気になった後のシーンもあるとよかった、え、まさか死んだ?ともやもや。
個人的にはダニエルラドクリフと暗殺者はゲイリーオールドマンでやってほしかったなぁ〜
コメディーというには笑いが少ない
私の理解できない、好きじゃないアメリカンジョークなのか…?
ストーリーの目の付け所は良いと思う。死にたい小説家とクビ寸前の殺し屋とか、今までにない設定。挙句、暗殺者組合とか、何だそれ?ってところも、コメディーだと思う。10回自殺を考え、7回自殺に失敗したってのもコメディーよね。でも、本当に死にたきゃ、橋の上からじゃなくて、高いビルじゃない?ただの構ってちゃんじゃない?本当は、死にたくないんじゃない?って思いましよ。まあ、死んでしまったらコメディーにならないので、仕方ありませんが…。ラストに、自殺を考えなくなった彼が、当初、自分の望んだ死に方で死んじゃうのもコメディーですね。
でも、全体的に、笑いが少ないし、面白くない。いっそのこと、笑いを捨てて、人間ドラマにしても良かったんじゃない?って思いながら観てました。
90分という短めの作品なのに、長く感じました。
死んでるのに笑える
ところどころ間抜けな感じがおかしくて笑えました。人死んでるし結構その瞬間がしっかりグロいのにねぇ〜。
最後の、主人公の生死はぼかすの良いと思いました。死んだとしても序盤のネタが現実になっちゃったっていう物語としてのオチと、生きてたとしても「やっぱ生きてるって素晴らしい!」と思える。そういう終わりなら、好きに解釈させていただきます。答えは一つではないから良いのだと。
緩いブラックコメディで割りと良い感じ♪
ミニシアター系の作品で割と評価が高いのと、なんとな~く面白そうだったので、仕事終わりに観に行きました。
で、感想はと言うと…うん、割りと好き♪
それなりにまとまっていて、適度にシニカルで、適度に緩くて、割とハッピーな感じで。
殺し屋がいて、自分に暗殺依頼をする青年と言う時点で完全なブラックコメディで
・なんで、殺し屋なのに、結構オープンなの?とか
・なんで、殺し屋の奥さん、旦那の殺し屋稼業黙認なの?とか
・そんな簡単に殺し屋にアポイント取れるの?とか
言い出したら切りがないぐらいのツッコミはありますが、突っ込んだら負けとまではいかなくても、その雰囲気を緩く楽しむぐらいの緩い感じで観た方が楽しめます。
ストーリーは人生に疲れ、自殺を何度も行った自殺願望の青年が、初老の殺し屋と出会い、自分の暗殺を依頼するが、依頼した途端にいろんな事が好転していき、暗殺の中止依頼をするが、契約は破棄出来ず、暗殺は続行されていく…
と言うのが、簡単なストーリー説明だけど、全体的にはやっぱり緩い感じで、登場人物全員が割と良い奴な感じw
殺し屋が出る時点で緊迫感はあったりしますが、そこを逆手に取ったテンポの良いツッコミとか間合いの良さが面白い。
主人公の売れない小説家で自殺願望のあるウィリアムは草食系なイケメンで不幸が漂った様な青白い面相はゾンビみたいw
でも、本当に死ぬ気あるの?と言う緩い感じ。
いろんな自殺を試みては失敗しているのを見ると昔流行った「完全自殺マニュアル」と言う本を思い出した。車と車の間から飛び出しての飛び込み自殺は成功するが当たったのは救急車と言うのは笑いましたw
初老の殺し屋 レスリーを演じるトム・ウィルキンソンは良識人感が漂うジェントルマンで、奥さん思いの良い人。それがギャップになっていて面白いんですが、やっぱり殺し屋には見えない。
時折、躊躇無く人を殺す場所もあるけど、良い人感が抜けない。
頑固なまでに殺し屋家業に拘って、ボスのハーヴェイとの会話でマイケル・J・フォックスの下りは笑いました♪
編集者のエリーは良いですw
ウィリアムと恋仲になるのはお約束なんだけど、可愛らしい。
ツッコミどころは多々アリと言いましたが、細かいことは言いっこ無し的なツッコミは目をつぶりましょうであって、90分の長さなのに、途中中弛みする様な感じがします。
登場人物の殆どが殺人に対しての抵抗感が無く、普通にスルーするのが当たり前になってるのが、ちょっとどうかな?と。
あと、最後のオチはどうなんでしょうか?
ウィリアムの願いが叶ったとも言えますが、助かったのか死んだのかが、分かり難くて、ここだけブラックな感じがビックリもし、それでいて違和感が感じる。
これなら最後までゆるふわなハッピーブラックコメディで通した方が良かったのではないかな?と思うのですがどうでしょうか?
イギリスの映画作品と言う事で上品な感じの作品で程好くブラックで楽しく観られる作品で、90分と言う上映時間も気軽に観れる感じも良い。
ミニシアター系では割りと当たりな作品かと思います。
結構良質な作品かと思いますので、機会があれば是非!緩くお薦めしますw
漫画チックなドタバタコメディ
暗殺依頼が、カタログ有りオプション有りの保険契約状態だったり、暗殺者組合が、事務員有りノルマ有りの企業オフィスだったり。
笑えるし面白いけど、結局ふんわりこの着地かぁ。まあ大円団締めの喜劇っぽくて、これはこれでいいんだけど…。
と思っていたら、最後の最後にオチきた!よっしゃ、これぞイギリス!死は常に足元にあり、唐突で、想定外で、思い通りにはいかないのだ。
敢えて言うなら、ヒロインの台詞、「ピアノが落ちて来るまでの間、出来る事を出来る限りやってみる」が伝えたい事だろうか。
『存在価値』とか『人生の意義』とか、何かとグタグダ言って迷走する不器用な男達のケツを、逞しく機転の利く女達がひっ叩いて、日常に引きずり戻す話でもある。
ビジネスモデル、コンプライアンス、サラリーマン…。杓子定規な現代社会への皮肉も感じられる。昨今は殺し屋までもがこうも世知辛いかよ…。
特に難解な部分もないので、深く考えず、ただ馬鹿馬鹿しさに笑えばいい。鼻につき出す前にアッサリ終わる短さもいい。
仕事帰りの気分転換などにも向くのでは。
個人的には、イギリス紳士と可愛い老人には、どうしても点が甘くなる。タートルネックも素敵よ!
エンドロールの刺繍が、商品化されたらうっかり買ってしまいそうなレベルで可愛かった。最後まで地味に小ネタを仕込んでくる所、嫌いじゃない。
死は哲学する。愛は幾何学する。
死んだら痛みから解放されるかも知れない…
でも死んでしまったら、何も感じない。
ヒトに感情を伝えることもできない。
存在が無になってしまったら
ヒトに言葉を届けることもできない…
主人公である作家を目指す若者の葛藤する姿は
すなわち…
日々、誰かに認められたい!
日々、誰かに想いを聞いてもらいたい!
そんな今のわたしたちをカリカチュアした
人物像かも知れません。
ネット上でも… 実生活上でも…
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苦し紛れの声 苦渋の歌声 稲妻と響け
無理だと言われた距離を越えてみせろ
「言葉にすればたやすくて」って
言葉にしなきゃ分かんねぇよ
君は伝える事 諦めてはだめだ それを届けて
苦悩の果ての果て 惨めなうめき声 ここでこそ歌え
抜け殻になった命こそ鳴らせ
「心にも無い事言って」って
心に無いなら言えねぇよ
僕は伝える事 さげすんだりしない それを届けて
終わったと言われた毎日を あの時確かに泳ぎきった
僕らの両手は 涙を拭う為の物ではないさ
死に損なった朝が眩しい 出掛けさせられてる毎日に
千切れた涙を銃弾として込めろ
それを言葉という
下らない人間くらいが 丁度いい
下らない人間くらいが 丁度いい
下らない人間くらいが 丁度いい
どうせ下らない世界だ
amazarashi / それを言葉という より抜粋
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【生と死】という重いテーマを扱いながら
コメディタッチとブラックユーモアな作風で
割と軽く観れちゃう本作ですが
鑑賞者によっては、その“軽さ”がかえって
深く考えさせられる要因になりえているのかも?
劇中での男女間のやり取りに共感を覚えたわたしは
妙にリアルに感じてしまって…
結果、ツボに入ってしまいました。
そんなことを思った中で
知り合ったばかりの若者カップルと
長年連れ添った熟年カップルとの対比に
わたしはグッときてしまいました…
ウィリアムとレスリー。
情けなくも同情し応援したくなる男性陣に対して
エリーの行動力と牽引力!
レスリーの奥さんの如才ぶりに思わず拍手!
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「ヒトはひとりで生まれ、ひとりで死んでいく」
…なんて言葉がありますが、わたしは嫌い!
実は仏教からきている言葉らしいのですが
たとえブッタの言葉を転じて内省したとしても
自分ひとりだけで生きているなんて
思い上がりもいいところだと思うからです!
…でも今の世の中、
結構ひとりでも生きていけるのよねぇ…
本当のブッタの言葉の真意は
「聡明な者と歩めないのなら一人歩め
愚かな者を道連れとするな」なのです!
劇中でも“バカよりマヌケの方が悪い”
なんて会話がありましたが(笑)
ロシアの殺し屋はマヌケだったんでしょう!
つまり、わたしの伝えたい言葉は
〈人生とは、善い連れ合いを見つけ出す旅である〉と…
あなたの人生に、善い伴侶と共にあらんことを!
たかがコメディ映画の感想のはずが
なんか説教臭くてゴメン!宗教臭くてゴメン!
イギリスのコメディに理解ある人なら.....
I could push you, if you want.
You should be careful. You could kill yourself.
Can I watch ?
-You can't stop me.
...................(略)
ハリウッドがもしこの映画を作ったとしたなら、殺し屋レスリー役をもっとひょうきんで軽妙な人選をしたかもしれないが、大英帝国の勲章をもらっているトム・ウィルキンソンでは、個人的な考えでは、話が暗くなりがちになるのは仕方ないかもしれない。イギリス自体も毎日がよどんだ、日中でも薄暗い重い雰囲気なのが笑えなくしている。しかも私自身、イギリスの代表とされるコメディグループ、モンティパイソンなんてクッスともできないし、けれども唯一出来たのが、パイソンズの一人ジョン・クリーズが主演のドタバタシットコム「Fawlty Towers」くらいかもしれない。お前は、イギリスの喜劇を見てないし、理解していないと言われれば、返す言葉はないかも......?
I wanted to show Harvey my cushion.
I won first prize in the Southern Counties.........
-Oh,yeah.....What are they supposed to be ?
They're turtle doves, a mating pair.
Interesting thing about turtle doves is they mate for life.
They stay together, grow old together and when one dies,
the other one tends to die soon after.
They absolutely need each other.
Sweet really.
ただ救いなのがレスリーの妻ペニー役のマリオン・ベイリーがラストで見せる演技がクッスとさせられたことが印象に残る。
イギリスらしい人を皮肉ったコメディが好きな方は必見かも知れない。
イギリスの大手新聞紙Guardianの記者このように述べている。「この映画は、悪意のある喜劇として変わった感傷的なものに仕上げようとしているが、それはかなわないようだ。」その一方では、アメリカの芸能週刊誌Hollywood Reporterの記者は、「トム・ウィルキンソンがいたおかげで彼のプロとしての演劇パフォーマンスが、この映画を成立させている。」とべた褒め状態。
時間とお金に余裕があり、しかもイギリスのコメディに理解のある方は、見る価値のある一本かもしれない。
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