劇場公開日 2019年6月14日

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「倫理的にアウトな鬼畜の所業が目に余る」ハウス・ジャック・ビルト ジョイ☮ JOY86式。さんの映画レビュー(感想・評価)

3.0倫理的にアウトな鬼畜の所業が目に余る

2021年9月5日
iPhoneアプリから投稿

この手の映画には慣れてるつもりだったが、本作は流石に目を背けたくなった。

バイオレンス表現そのものではない。
映像に映っている行為そのものに倫理観が一切欠如しているのだ。
子供を残虐に殺害する描写。その遺体を弄ぶ描写は、流石にエンタメとして許容し得ないレベルに感じた。

ただ、これは潔癖症のサイコパスの視点から綴られる作品そのものを批判しているわけではない。

あくまで自分には合わなかった。
耐えられる範囲を超えていたという話だ。

しかしこのエンディング、何なんだこれ。
突然しょーもないギャグみたいのを見させられて、ある意味バイオレンスシーンよりも引いてしまった。何がしたいのかが全くわからない。

ジャンル映画として楽しめる人もいるのだろうが、序盤から中盤にかけて生理的不快感を感じて見るのをやめる人が多いのも頷ける。

ジョイ☮ JOY86式。