「世はまさに、大「脱出ゲーム」時代!!!」エスケープ・ルーム りんたろさんの映画レビュー(感想・評価)
世はまさに、大「脱出ゲーム」時代!!!
脱出ゲームを映画でやっちゃおうという内容で、まさに自分の体でヒントを探し回ってドアを開けるというゲーム。日本では「脱出ゲーム」だけど、もしかしたらアメリカではそれのことを「エスケープルーム」ていうのかな。
でも、みんなで秘密を探して謎を解いて次に進むというコンセプトは、もっと昔からあったこと。それを現実でゲーム化したのが脱出ゲームなんだから、それを映画化するって逆輸入みたいな感じだよね。
予告を見ると面白そうだけど、レビューは低評価だった。実際見た後でも感じたけど、これはまさにB級映画。
ただ、B級映画にしてはなかなかの満足度が得られた。
いきなり始まる展開は、プロローグなのかなんなのか分からないまま、まさに求めているものを見せてくれた。
それぞれのトラウマに関する部屋が続いていて、トラウマを刺激する小道具がチラホラと出てくる。ゾッとする。
ラストシーンは、これぞB級映画と言わんばかりのコテコテの締め。
逆に新しくて笑ってしまった。
あと、気になったのは、序盤のコップの件は、別に水じゃなくて本を重ねるとかでもよくないの?
とか、ツッコミどころはいっぱいあるけど、とりあえず予告編で期待したものは体験できる完成度だった。
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