バルジ・ソルジャーズのレビュー・感想・評価
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中途半端に終わったなあ
ドイツ軍との接近戦映画としてはかなり良く作られていますが、最後が中途半端でした。
監督は「劇」ではなくて「記録映画」風に作りたかったのでしょうが、見る方はそんなことは期待も予測もしていませんし。
IMDbの評点は3.3で奇妙に低い評価でしたが、私にはそんなに悪い映画だとは思えませんでした。
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まあ、キライではない、
適度に戦場の緊張感も戦闘シーンもあって、戦争映画としてはキライではない部類のものだった。
ストーリーもわかりやすかったし、もっと見たかった。
しかし、終わり方が、、、「えー、ここで終わりー?」って、いきなりエンドロールが流れ出した。
そこにがっかり。
俺の好きなかんじの、いいストーリーのいい映画だっただけに、もうちょい話があってもよかったのに、と。
予算はないけど、兵士を英雄として描きたかった作品
第二次世界大戦末期、ノルマンディ上陸作戦後に発生した「バジルの戦い」に参戦した若者たちの物語。
B級ミリタリーアクションです。
私は「バジルの戦い」自体をまったく知らず、この戦いを調べる機会を得たことは、この作品を鑑賞した成果だったと思います。
ただ、映画としては得るものがない映画でした。
大規模になれないのは仕方ないとして、折角小隊にフューチャーしたのですから、もっと隊員(年端もいかない若者)に焦点を当てて欲しかった。彼の使命感やそれを凌駕する恐怖を描いていて欲しかった。でも実際に描かれていたのは、小隊長の英雄的(蛮勇ともいう)行動。
エンドロールを見て、恐らくプロパガンダ的な映画だと理解し納得しましたが、何れにせよ映画としての評価は低くならざるを得ない映画だったと思います。
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