「戦争と貧困と格差」プライベート・ウォー asaさんの映画レビュー(感想・評価)
戦争と貧困と格差
世の中が貧しくなっていくと人々は戦争を求める。格差是正を求めて武力に走るものがでてくる。
他国に援助していると「そんなことをしている場合か」と声がする。
しかし、歴史は伝えている。
武力による闘争はいい結果になったことがない。
権力打破後の内戦が一番恐ろしい。
外部介入によって以前よりも貧しくなる。
他国関係をおろそかにしたら、外国に依存している食料や燃料、為替すら一気にダメージを受ける。
全てはマクロに見なければならないが、格差が広がりすぎるとそうした発想すら埋もれていく。
最近では世の中のニュースがテンプレ化したこたつ記事ばかりになっているが、
本当の真実を伝えるジャーナリズムの本質はこうしたところにあると思う。
映画の直接的な感想ではないものの、この映画を見てそう思ったのだった。
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