「使命感に駆られた人!」プライベート・ウォー 瑞さんの映画レビュー(感想・評価)
使命感に駆られた人!
何という人だろう? 紛争地帯にいる弱者たちの姿を世界中に知らせようと走り続けたのだ。それも、健康な身体ではない。PTSDに悩まされ、片眼も失っている。それでも、彼女は出かけて行く。男の人でも、怯みそうな現場へ。すごい。強い。私だったら、片眼になった時点で辞めていたかもしれない。特にシリアのホムスのシーンは悲惨だった。戦場というより廃虚といった方がふさわしいほど荒れ果てている。そこでも、居場所がわかってしまうのに発信し続けた彼女の踏ん張りには頭が下がる思いで一杯だ。最後は残念ながら、私の想像通りになってしまい悲しかった。
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