劇場公開日 2019年9月13日

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「夫や娘を置いて前線に乗り込むの記者の 崇高な使命だけでは割り切れないもの」プライベート・ウォー フレンチカンカンさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5夫や娘を置いて前線に乗り込むの記者の 崇高な使命だけでは割り切れないもの

2019年11月18日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

興奮

ISにさらわれた息子を奪還するクルド人女性戦闘員を描いた「バハールの涙」の戦場記者が 黒い眼帯をしていたのでこの映画のメリー・コルヴィンと同一人物だと勝手に解釈して見たのだが

休養を取れば出てこいと言われ 報道の使命に燃えて前線に行こうとすると 危険だからと引き止められ とにかく新聞社にとっては唯一頼りになる優秀な女性記者を 大事にしているかのように扱いながら 実際は消耗品でしかない 知る権利の最先端で働く戦場記者の実態を描いた映画だ

コルヴィンは 女性や子供が大量虐殺された痕跡を見て使命に燃える訳だが 書くのが専門の彼女 行き当たりばったりで雇った男性カメラマンが 陰ひなた無くサポートする姿に心打たれる

戦場の臨場感が生々しい

ezu