劇場公開日 2019年4月19日

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僕たちのラストステージのレビュー・感想・評価

全33件中、1~20件目を表示

3.5そのラストには、ずっと浸っていたくなる優しさと温もりがあった

2019年5月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

とりたてて秀でた見せ方があるわけではない。むしろそれらは泥臭いくらいの飾り気のなさで、良くも悪くも一時代を築き上げたお笑いコンビの友情を真正面から描き切る。しかも描かれるのは彼らがキラキラと輝いていた全盛期ではなく、旬から遠ざかった衰退期であり困窮期なのだ。

とはいえ、スタッフとキャストは結果的にこの素材の味をそのまま生かし切り、人生の枯れたこの部分を「もっとも人間的な味わいが出た時期」として見事に結実させて見せるのである。

二人の間で何百回も、何千回も繰り返されてきたネタを劇中でも愚直に繰り返して見せることには意味があったのだ。それはルーティーンなどではなく、一回一回が命がけのステージであり、一挙手一投足が友情の結晶。そのことが自ずと伝わってくる脚本は、逆説的に言って、最高に洗練されたつくりであったことに痛いほど気づかされる。この優しい時間と余韻にずっとずっと浸っていたいと思えた。

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牛津厚信

3.0淡々としていてベタだけど泣ける…

2022年3月31日
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鑑賞方法:VOD

ベタな展開なのだけれど、全体が淡々としていて御涙頂戴じゃないぶん涙を誘う。
長い時間を共有してきたのだというのを感じさせる2人。喧嘩の時にはスタンに怠け者と言われていたけれど、オーリーは最後まで2人で舞台に立つことを選んだ。
後半、スタンの目がずっと涙ぐんでいるように私には見えた。

それにしてもオーケストラボックス付きの喜劇の舞台とは。豪華で羨ましい。

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カメレオン

4.0いつの時代も笑いは大切

2022年3月16日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

幸せ

映画がまだポピュラーでない時代の話。
二人の喜劇は今で言うコントみたいな感じだが今でも十分通用する。
というより言葉がない分、ハートフルで新鮮だ。
チャップリンを思い出した。

主人公二人の絆が素晴らしいし、隠し事をしていたことを謝ったら「知ってたよ」と返しそのときの二人の表情が最高だ。
最初はがら空きの劇場も最後は大きな劇場が満員に。
ちょっとヒヤヒヤの最期の舞台も無事に終了。
色々あった二人の物語もハッピーエンドかな?

生涯最後の舞台となったとエンディングで紹介されたが、本当に二人は仲が良かったのか、悪かったのか?
漫才師のおぼん・こぼんの二人が頭をよぎったわ。

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Elton Shin

4.0コンビ愛💓

2020年9月25日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

仕事での絆とはいえ、代わりはいない。
こういう映画をみると人生全てが偶然ではないと思える。
苦楽を共にできる人に会えるって素敵。

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April

3.52人はビートルズの「サージェント・ペッパーズ」のジャケットにも載ってるようだ。

2020年8月12日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 まず驚かされるのがジョン・C・ライリーの特殊メイク。汗までかいてるところなんてのも霧吹きしまくりで大変だったろうなぁ・・・実際のローレル&ハーディの映像を見て比べると、やっぱりそっくりに作り上げていた。

 病室で脚を吊り上げてるコントや入り口の二つある駅など、どこかで見たことあるな~と感じるのですが、これもまた日本のコメディアンが彼らのコントを参考にしていたのだろう。ドリフターズのコントやカトケンなんてかなり似ている。吉本新喜劇だって似てるかもしれない。

 1937年に絶頂期を迎えたコンビ。しかし契約の関係でごたごたしている間に旬が過ぎてしまったのだろうし、戦争の影響もあったのだろう。時代から見放され、テレビの普及の影響も受け、イギリスに渡った彼らの公演には客もまばら。お笑い世界の栄枯盛衰を見た気がした。

 とにかく真面目に喧嘩していたも他人から見ればコントになるし、ずっとコンビを組むなかでも本音がぶつかり合うことは少なかったのだろう。オリバー・ハーディが水着コンテストの式場で倒れたことがきっかけとなり、互いを思いやる友情を再確認し、ともに生涯他人とはコンビを組まない固い意志が感じられた。もちろんアイルランドでの歓迎ぶりやステージは感動もの!なお、チャップリンとも組んだことがあると言ってたローレルにも驚き・・・

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kossy

3.5一緒

2020年5月26日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

いつも一緒だと大変だよね💦

でも一緒にいないとさみしいんだよね。きっと。

舞台のライティングが良く、ふたりがとても眩しかった👍

ほっこり。

隣にいない時に相手が必要って気付くだよね✨

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R♪

3.5ローレルとハーディ

2020年4月24日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ドタバタコメディアンのローレル(スティーヴ・クーガン)とハーディ(ジョン・C・ライリー)、1953年には人気も衰え、イギリスで再起をかけてツアーを行う。
コメディアンの晩年は辛いものがあり、役者としていい味を出せないと難しい。
このコンビやチャップリンは勿論のこと、キートン、アボット・コステロ、三馬鹿大将など、今でも覚えているくらい可笑しかった。

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いやよセブン

4.0なんか

2019年11月6日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

笑える

単純

泣きそうになった。

良い映画。

シンプルいずベスト。

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コンブ

3.5共に過ごした時間の長さ

2019年9月23日
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泣ける

かつての人気コメディコンビの晩年を描いたバディもの。
大元を知らなかったので、特別な感慨は無く。人気に陰りの見えたシニアコンビのツアーの行く末を追っていくだけの前半は余り起伏なく、やや退屈に感じた。

相手への不満を抱えながら共に行動していた二人が、不満を吐露して険悪になる辺りから、急速に物語が展開して面白くなってくる。
私には二人が、何だか、お見合い結婚の熟年夫婦のような距離感に見えた。
長年多くの時間を共にくらしてきて、欠点も嫌というほど見える、性格や意見の食い違いもある、煩わしく思う事もある。けれど、相手の好みも努力も知り尽くしていて、信頼し、誰よりも背中を任せられる。
友情でも、ましてや恋愛でもないけれど、共に歩んできた時間が、替わりのきかない、かけがえのないものになるという関係が、確かにあるのだと思った。
先の事を考え、納得して別の人間と組んだのに、いざ舞台に立った時、違う、駄目だと、分かってしまったんだろう。
聞かなくても解るコーヒーの好み、一つベッドに並んで温める冷えた相棒の手、ラストステージで手を取り合って踊るダンスの、舞台に落ちる影法師。そんな、二人の距離感の描き方が、とても好きだと思った。

時の流れは、容赦なく人を置き去りにする。相棒を失った時、絶世を風靡したコンビの片割れは、二人の辿ってきた道を、美しいまま封印する覚悟を決めたのかも知れない。
コンビが終わりを告げても、書かずにいられない創作者の性。それでも、その脚本具現化するのは、彼と自分の二人でなくてはならなかったのだろう。

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しずる

4.0切っても切れない関係

2019年7月3日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

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もりゆ

3.5禁句(痩せれ)。

2019年6月20日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

地味。恐ろしく地味。何処がクライマックスなのか、測量しなけりゃ分からないくらい平坦な物語。こんなんでポロリんと涙こぼしてる俺もどうかと思うよ、全く。良かった、地味に。

画にはこだわる方なので撮影者のクレジットは必ずチェックしています。ローリー・ローズはぶっ飛びのオーバー・ロード、ヘルフロント、ペットセメタリーなどを撮った人。奥行きの作り方が好きやわぁ。それと風景。最初の宿のヘルっぷり。ロンドンの劇場外のワンショット。画面右隅にチラリと見える、暮れ泥んで行く空の美しさ。ストリートの切れ目から見えるビッグベンのカスミ方。この「隅っこ品質の高さ」が英国魂で好き。インド映画は、この精神を真似たんですかね。この点については、最近の日本映画が一番ダメだと思う。

コントな私生活に色を添える、奥様方の掛け合いも良かったが、二人共にダンナ愛に溢れる良いオンナで真剣に羨ましい。

実在のコンビの歴史を辿ったバディムービーは、何故か三ヶ国合作で98分の短尺もの。気負わずサラサラ流れて行く気の利いたセリフにニヤニヤしたり、ホロリとしたり。愛なんてものは、愛だと言わなければ、何者でも無い感情として流れ去って行く。合計、何年を共にしたかは不明だけど、ハーディーが倒れなければ、二人は互いへの愛情を語る事もなかったであろうよ。でも、俺たち、口に出したりしないよなぁ、普通。と言うか、友達に愛してるだなんて絶対に言わない。どんなに好きでも。一生、そんな事を口に出さずに済みます様に…と祈らずにはおられませんです。真面目に恥ずかし過ぎる。

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bloodtrail

3.0「ローレル&ハーディ」を分かりやすく知ることが出来る映画。

2019年6月13日
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「ローレル&ハーディ」を分かりやすく知ることが出来る映画。

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tsumumiki

3.0ずっとコンビで続ける凄さ❗

2019年6月12日
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星🌟🌟🌟最初まったりした展開でウトウトしてしまったのですが…長くコンビを続けるのは簡単そうで実は凄く難しい❗良い時もあれば悪い時もあるそれが良かったのかどうかは人それぞれの判断ですが…コメディータッチの中にもいろいろ考えさせられた作品でした❗

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ミリン一番搾り

4.0☆☆☆☆ 〝ショー・マスト・ゴー・オン〟 イギリス公演中の2人が、...

2019年5月5日
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松井の天井直撃ホームラン

4.0良い時も悪い時もステージの上に

2019年5月5日
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最後にホロッとする感動作だった!

落ち目になってしまった晩年のお笑いコンビが、ステージを重ねていくことで、人気を盛り返していく

ステージを降りてからも、日常会話の中からネタを見つけたり、ネタ合わせをして、場を盛り上げ、お客さんを増やしていく

その「笑い」にかける思いは、ベテランになっても、新人の頃と変わらない

彼らの間には、お互いに見つめ合えばわかる「あうんの呼吸」のようなものがあって、そんな二人の関係は長く連れ添った夫婦のようだった

そんな彼らは「言いたいことを言い合える関係」だからこそ、時にはケンカもするし、他の人に乗り換えようかなと思うことだってある

けれど、やっぱり、代わりになる人はいないから、元サヤへと戻っていくのだ

そんな二人の「いろいろあっても、やっぱり相方が一番!」という間柄を見ていて、いいなぁと思った

そこまで心を許しあえる相手には、なかなか出会えないからだ

そんな風に、裏側では、いろいろあるし、晩年になれば、体調を崩して、とてもステージになど上がれなくなってしまうこともあるけれど、それでも、そんな自分を押し殺して、ステージに上がった彼らはキラキラと輝いていた

そんな彼らの「これぞ天職!」という姿に感動してしまった

彼らは、お客さんを笑わせてこそ、生きられるし、お客さんの笑顔が彼らの栄養剤なのだ

私の隣の席には、外国の人が座っていて、彼らのギャグにずっと笑っていた

そこまで、彼らのギャグを理解できなかったのが残念だけど、彼らの思いには、心が温かくなった作品だった

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とえ

4.0老練なコンビ芸

2019年5月4日
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突拍子も無い事はしないけど、笑いの取れる2人のコンビ芸。それだけに難しいとは思うけど、面白かったです。実際の彼らの芸もちゃんと見たい気がします。

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ごっとん

5.0夢を追う難しさ、友情、そしてなんと言っても人は老いていく、その儚さ...

2019年4月30日
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泣ける

夢を追う難しさ、友情、そしてなんと言っても人は老いていく、その儚さ。いろんな角度から人生を考えさせられます。

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chabo

3.0良い映画

2019年4月29日
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鑑賞方法:映画館

戦前から活躍していたアメリカの喜劇役者コンビのお話。この映画を通じて初めて知りました。

レビューを読んで自然とハードルがあがっていたのか、期待してたほどには泣けず…まあ、いい物語ではありました(笑)
2人を演じた役者さんは名演だったと思います。

このゴールデンウイーク、他にもう観るものが無くなったら、どうぞ(笑)

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stoneage

3.5コンビの絆って強いね。

2019年4月28日
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大阪ぶたまん

4.0駄目だ、これは泣ける

2019年4月25日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

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森のエテコウ