「こちらの映画館でも暗闇に嗚咽が響きました」ある少年の告白 きりんさんの映画レビュー(感想・評価)
こちらの映画館でも暗闇に嗚咽が響きました
母は、その息子を信じて、周囲が、あるいは全世界がその子を否定しようとも直感で子を信じ肯定する。
子を否定するいかなる力があろうともその虚偽を見抜く。闘う。
母親が立ち上がる。
第三者である女医も光っている。この少年の個を尊重する対話がいい。
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asicaさんのコメント
2020年2月25日
そうですね。女医さんの言葉が彼を勇気づけたのは間違いないですよね。
幼い頃からの価値観は、誰かおとながしっかり後押ししてくれないと覆らないもののように思います。
母が彼を 本当の意味で信じるところ、彼がそれに値する人間であると理解しているところが とても心揺さぶられました。
きりんさんのコメント
2019年12月19日
少年の背中を押し、「ご両親が間違っている、あなたはあなたの道を行け」と勧めてくれたあの女医。
どこかで見たなと思ったら「モンタナの風に吹かれて」の農家のナチュラリストのおばちゃんですね。
短い出番ですが彼女の存在は少年のその後を相当決定的に支えたポイント=岐路になった存在だと思います。