「某女性政治家の雑誌寄稿について」ある少年の告白 みっくさんの映画レビュー(感想・評価)
某女性政治家の雑誌寄稿について
近年、ある女性政治家が、LGBTについて「生産性がない」と発し、問題視されたが、
私はそれより、「女子高には、女の子同士で交際(?)する子がいたが、一時的なもので大人になると、男性と交際、結婚した」旨の記述があり、
あたかも同性愛自体が、若気の至り、というか子供時代の気の迷い、といった認識なのかと愕然とした。
また、映画「イミテーションゲーム」でも、アラン・チューリングは、同性愛の「治療」として、「ホルモン投与」を受けていた。
あの炎上から1年もたたないうちにこの映画。
某女性政治家も、チューリングも、この映画も実話なんだよね。
本作と「イミテーション~」では「治療できる病気」として認識され、
某女性政治家は「若気の至り、気の迷い」と認識していた。
日本のTVでは同性愛が「おネエ系」でジャンル分けされているかもしれないが、映画では(主に洋画かな?)、「普通のヒト」と扱われている現代において、某女性政治家のような認識のヒトがいるコト自体が驚きであるが、そうであるからこそ、本作のような作品は必要なんだろうな、と思う。
コメントする