「距離」雪子さんの足音 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
距離
原作未読
出張先のホテルで読んだ新聞で学生の頃に下宿していた月光荘の大家、川島雪子さんが孤独死をしたのを知り20年ぶりにアパートを訪れるところから当時を振り返るストーリー。
2年間悩まされた「騒音」がなくなり程なくして夕食に誘われたところから雪子さんとの交流が始まり次第にお小遣いを貰ったり、色々と踏み込んで来られるようになるが…。
201号室の存在もあり、取り込まれるのか襲われるのかとホラー的な不気味さが漂いつつも、恐さや緊迫感はないし、コミカルという程ではないけどどこか吞気な感じもある展開。
終わってみれば肩透かしの様な、やはりコメディの様な話だけど、笑いどころも膝を打つ様なものもなく残念な感じ。
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