「舞台は世界へ!」メン・イン・ブラック インターナショナル だいふくさんの映画レビュー(感想・評価)
舞台は世界へ!
俳優陣よし、映像美よし、迫力よし。なのにあんまり面白くなかった感覚です。こんなに目白押しな映画なのになんでだろう?っと考えてみました。
理由はいくつかあります。まず内容や展開が薄っぺらいのです。今回のテーマは、スパイアクションの要素を強く意識したみたいなのですが、結果、様々な世界各国を飛び回るストーリーとなっており、目まぐるしく場所が変わり、その場所での展開に深みが無く単調なのでいまいちのめりこめないのです。
個性的なエイリアンをふんだんに登場させすぎもよくなかったです。もちろん映像として視覚的には楽しませてもらいましたが、全くストーリにも関係ないエイリアンが多すぎて、ただ単に色々なエイリアンを見せたかっただけのようで、子供騙し感が否めません。種類を多く登場させればいいってものではないんですよね。
といった背景ががあるため、たとえ俳優陣を豪勢にしても、映像や迫力を出したとしても、どうしても白けてしまいます。なんだか、今までの3作が、本流映画で、今回はスピンオフの位置づけな印象が強くおまけみたいな感覚を持ってしまいましたね。
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