劇場公開日 2019年6月14日

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「『ゴーストバスターズ』を100倍に薄めたようなぬるい仕上がりに眩暈がしました。」メン・イン・ブラック インターナショナル よねさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0『ゴーストバスターズ』を100倍に薄めたようなぬるい仕上がりに眩暈がしました。

2019年10月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

モーリーは子供の頃に自宅でエイリアンと遭遇、MIBを目撃して以来超常現象に取り憑かれ独自にエイリアンを探し続けていた。ある日ついにエイリアン来訪の現場を押さえたモーリーはMIBのNY本部に侵入、MIB入りを直談判。各種試験をパスしたモーリーはエージェントMとなりロンドン出張を命じられる。そこには伝説のエージェント、パリのエッフェル塔で地球を救ったハイTとその部下エージェントHがいた。強引にエージェントHのパートナーとなったMはさっそくエイリアンが集まるパーティに潜入するがそこで正体不明の二人組に襲撃されてしまう。

実にくだらない。あらすじはもう最初の5分くらいでこうなるんだろうなと思う通りに進行して意外性のかけらもない。そもそもこのシリーズの肝は小中学生が大喜びの下ネタオンパレードがトレードマークだったはずですが、それが気持ちいいくらいキレイになくなっていて、肩透かしもいいところ。笑えるシーンが1つもないし、ホロッとするドラマもなければ痛快なアクションもない。サントラにも光る選曲が1つもない。ビックリするくらい空っぽ。本シリーズ、3作目以外は全部くだらないのでそういうもんだろうと覚悟してましたが、『ゴーストバスターズ』を100倍に薄めたような低レベルな仕上がりに正直眩暈がしました。

よね