劇場公開日 2020年1月31日

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「そうはならない。」AI崩壊 にゃろめさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5そうはならない。

2022年10月27日
PCから投稿

「AIって何ですか?」という問いに対して、
腑に落ちる回答を未だ聞いたことがない。

2022現在、人間の脳(思考や記憶、感情)は
電子的にデータ化できるようになっているそうだ。
つまりその逆も可能ということだ。
であれば劣化する肉体にデータを送るより、
ロボットやアンドロイドにデータを載せた方が
効率的となる。
つまり、人間不要論が生まれる。
では、AIが生まれた目的は?
「人工知能は人を幸せにするのか。」
こう言い換えられるかもしれないと、桐生は言う。
「親は子を幸せにできるか。」と。

しばしば議論される。
英語教育は必要か、翻訳技術が進化しているのに。
会社という場所に集まる必要があるか、オンラインで仕事できるのに。
車の運転は必要か、自動運転技術があるのに。
人間は働く必要があるのか、機械が仕事してくれるのに。
その他もろもろ…

来るべき技術的特異点により、
人間は脳を不要にする。
もしくは、脳をAIに置き換える。

その時、子(AI)は親(人間)を幸せにできるのだろうか。
子は親へ感謝してくれるのだろうか。
それとも邪魔者として排除するのだろうか。
もう、人間には答えが出すことができない。
その答えはAIにしか出せない。
なぜなら人間よりもAIの方が(賢い)からだ。

にゃろめ