劇場公開日 2020年1月31日

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「責任を取ること」AI崩壊 Miyuさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5責任を取ること

2021年5月16日
iPhoneアプリから投稿

AIが人間を超える・選民思想、など現代社会にも起こり得そうな題材で楽しめました。
凄まじく無理矢理なテロ犯人確定、運の良すぎる逃亡、こころちゃんの凄まじい生命力、肝心の「のぞみ」の効力など、曖昧かつ大雑把な設定には突っ込まざるを得ませんでしたが。これが邦画のよくないところだよな、と、社会派のテーマを扱う作品だと必ず思うところです。
一方で、毎熊さん演じる記者や三浦智和さん演じるベテラン刑事など、端役のみなさんの存在感が抜群で、役者陣の演技は見応えがありました。西村演じる賀来賢人さんもとても素敵な役でした。
「親が子供を幸せにできるか。」
電子機器や人工知能など、便利なモノに自分の幸せを委ねる。そしてそれが崩れたときに、全てそのモノたちのせいにする。これは近未来のAIだけでなく、様々なことに当てはまる考え方なのかもしれません。

Miyu