「三浦さんまずいですよ」AI崩壊 シグナルさんの映画レビュー(感想・評価)
三浦さんまずいですよ
この映画は二通りの楽しみ方が出来る。
まあすぐ分かるが桐生目線で見るか、捜査官目線で見るか二通りである。
どちらで見るかというとやはり、桐生目線で見る人が多いのじゃないかと思う。
ここで少し、いや、だいぶネタバレするが、岩田剛典演じる捜査官が犯人だったのだが、動機が恐ろしいぐらいだ。
この世に貢献しない人間(ここの場合、金を産まない人間とか、金を食いまくる人間のこと)はこの世に必要がないと消し去っていく。
この映画でで総理大臣を殺害していたが、あれを現実で起こると実行犯は裁判抜きですぐに死刑になる。
この映画で描いた世界感は、最後辺りから分かるのだが、Ai を作りたいがために、ライバル視しているAi を暴走させ、人を大量殺戮しようとしたことで人としての欲望がでていることが分かる。
要するに、自分の方がでかい物を作り有名になりたいがの夢が大きく道を外れてしまい結局は、欲が出てしまい結果、国に大きな支障をきたし、捜査官は犯行に応じた。
人とは道を外れると大変な方へ入ってしまった。
小さな欲から、結果、最悪の火種を生んで撒き散らすしまう。
これが今回の映画の世界感かなと思う。
今回は、入江監督が担当したが、これをるろうに剣心を担当していた大友監督が担当していたら、どうなっていたのか少し気になる。
また、この映画はちょくちょく、名のある俳優、女優さんを入れているがもう少しいたらどうなっていたのか、そこみきになる点だ。
しかし、一つびっくりした点があった。
それは書いてある通り三浦さんのある1シーンのことである。
S•Xとか言ってるけど、あれはまあまあアウトでしょ?
とは思ったが、映画の演出上仕方のないことだということでうまく流した。
まあ、三浦さん演じる刑事はAiに右往左往されず、刑事の感で犯人を追っていたが、そこがカッコよかったと個人でそこを評価する。
この映画は思っていたより面白かったのでよかった。
この面白味は同じように担当した入江監督の22年後告白ぐらいだ。
今のこういうジャンルの映画は入江監督とか、大友監督とかの監督が一番イイと思う。