「とりあえず「賛」ですね〜私としては!」AI崩壊 marimariパパさんの映画レビュー(感想・評価)
とりあえず「賛」ですね〜私としては!
賛否両論ありますね〜みなさんのレビュー、賛も否も「なるほど!」と思いながら読ませていただきました。
確かにツッコミどころ満載ですよね?!ひとつひとつは他の方々がご指摘いただいていらっしゃるので割愛させていただきますが、私は期待値最小限で臨んだこともあって結構面白く観させていただきました。AI云々じゃなくてもタイムリミットに向かってのハラハラドキドキはありきたりなストーリーですが2時間超の長さを感じませんでしたから。
大沢たかおさんもテレビかなんかでタイトルのこと話されてましたが「内容を把握しない状態でオファーを受け、タイトル変更の話には断固拒否し続けた」らしいですが、予告編を観た時「このタイトルは大当たりか大はずれ、中くらいは無さそうだな⁈」と予感しました。
ストーリーや展開は横に置いといて(これって映画のレビューとしてはどうかとも思いますが…)主役の3名、どなたの熱演も響いてきました。
キングダムで主役を喰うぐらいの王騎の存在感から体型をもとに戻し、なんでもできるスーパー科学者として走りまわる姿に若い50代だなぁってある意味感動しました。その割には優しい口調のお父さんでもあり「満天の星をいただく果てしない光の海を〜」って言って欲しかったですね。
賀来賢人さんもチャラいキャラからシリアスな役までこなせるし、岩ちゃんは少し裏のある青年がいたにつきつつあっていい役者さんたちです。もちろん松嶋菜々子さんも言うまでもなくです。
また変態を自負してはばからない高島お兄ちゃんも警視庁のバカキャリア警官をうまく演じられてました。
でも全体を引き締めてたのは何と言っても三浦友和さんですよね。先端の科学とは逆の昭和のアナログ刑事(デカ)がKKD(勘と経験と度胸)で突き進み、それがことごとく当たってしまうのには笑ってしまう反面、安心感を醸し出し映画の要になってた気がします。
こころちゃんが助けられたとき「お父さん、汗臭い」って言ってくれたらいいなって思ってたら予想通りで笑っちゃいました。
追伸
名古屋以外の方にはわからないと思いますがさすが日テレムービー、中京テレビのアナウンサーがいっぱい出ててギャラケチったなぁって感じました!