犬鳴村のレビュー・感想・評価
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恒例のループ現象は健在
呪怨シリーズでよく見る、
霊が死直前の言動を繰り返すループ現象は健在。
だけど、それ以外のホラー要素はイマイチ。
呪怨やリングほどの絶望的恐怖はあまり感じなかった。
良い幽霊がわりと助けてくれたり、悪霊もゾンビ寄りのメイクなせいだと思う。
あんなにガッツリ顔見せないほうが、怖いのではと。
トンネルの先の、犬鳴村内部の全体像をもう少し見たかった。暗くて位置関係がよくわからなかった。
また、都市伝説によると、「武器を持った村人が尋常ではないスピードで追いかけてくる」とあり、期待してたのだが、そのシーンはなかった。
どちらかというと、ヒューマン要素のほうがよくできていた。犬鳴村と主人公の関係性はうまく描かれていたと思う。
邦画ホラーが好きな人にはオススメ
オモシロこわい!
犬が白けりゃ尾も白い。
ストーリーは正直、流れを整理するためだけのものであんまり深く考えずに雰囲気とか演出を楽しむといいと思います。
実際の怪談や都市伝説もそこ突っ込んだら白けるっていうのがいくつもあるように
これもいくつかスルーするといい具合に楽しめます。
前半はじんわりびっくりゾワワっていい感じにホラーで後半はスリルショックサスペンスです。急にダンスパート(嘘)とかがはじまるので、シニカルコメディだと思ってもいいかもしれません。
結構こわい内容のはずなんですが後半から犬鳴村の正体がわかってホラー要素が薄くなっていくので特に後をひかない怖さの映画でした。
ホラー映画恒例の飛び降りが何度かあるんですが、本当ゾワワってしましたし
お母さん役の高島礼子さんのとあるシーンの演技に痺れました。
見所の多い映画だと思います。
慣れてくる
くそ怖くない
清水崇監督らしいと言えるが・・・
呪怨シリーズの清水監督。例によって、劣化版のゾンビとでも言うべき軟体動物のようにクネクネした動きの怪物が登場する。
犬の怨霊ならば動きも犬を模した方が分かり易いのになぁ、というのがまず一点。
それと日本的ホラーに狼男のようなモンスターは馴染まないというのがもう一点。
ストーリーに関して言えば、犬鳴村の案内人・成宮の登場の仕方が唐突過ぎ。もう少し、伏線を張ってからの方が見ている側もストーリーに入り込めるのに・・・
森田家の主人(高嶋政伸)が犬鳴村伝説の詳細を知るキーパーソンであるにも関わらず、どのようにして知ることになったかの経緯が描かれていないのもどうなのか?
それから、特に気になったのは特殊効果が雑なのと映像そのものが粗いということ。まるで一昔前のテレビカメラで撮ったような画質。
ガラパゴス
怖いっていうか、気持ち悪いよなあ。
僕の田舎には、治水とか、水質改善とか、発電とかの多目的ダムが複数あって、中でも最大のものの底には集落がまるまる沈んでいます。
幼い頃、その集落の人達が、神社ごと町に越してきて、立退料が潤沢だったのか、皆、結構立派なお家を建てて住んでいました。
また、ダムの横には気持ちの良い道路が作られて、観光施設へのアクセスが便利になって、まあ、賑やかになった気もします。
ダムの放水を見にくる人もいるくらいです。
んで、湖底に沈んだ村の話とか云うと気になるのです。
ホラーは苦手なのですが、気になって、やっぱり観に行ってしまいました。
やっぱり、ダンスウィズミーとは違いましたね(笑)。
ただ、ホラーをあまり、観ないのであれこれ言うのは何かと思いましたが、これ、なんか構成や作り方に不文律があるようで、昔とあまり展開やら何やらが変わらないような気がするのです。
大人になると、注意されることが少なくなります。
巨匠になると、スポンサーも制作者も、誰も何も言わなくなるのでしょうか。
是枝裕和さんは、万引き家族の際、樹木希林さんに、ストーリーの違和感を指摘され、そこはなるほどと思い、手を加えたそうです。
こうして携帯に限らず、様々なものが日本はガラパゴス化したように感じるのです。
パラサイトがアメリカのアカデミー賞を取る時代です。
ホラーにも工夫が必要な気がします。
これは本当の恐怖
20年前なら優等生…だったかも
ストーリー、幽霊の表現、びっくらかし、時系列いじり、何もかもがどっかで見たことあるようなものばかり。
Jホラー黎明期なら怖がれたかも知れませんが…
せっかく有名な都市伝説をベースにしているのに、清水監督が「怪異をはっきり映す」タイプのせいで、「本当にあるのかも…」という怖さが全くないんですね。
あんなに幽霊バンバン出てきたら現実感湧きませんよそりゃあ。
全体的にホラーゲーム「零 紅い蝶」に似てて、しかも怖さはゲームの方が遥かに上なので、それも「今さらこんなかよ…」感が強い原因かもしれません(ゲームはPS2時代のもの)。
ただ、前に座ってた女子高生は「めっちゃ怖かった〜」と言ってたので、ホラー初心者なら楽しめるのかな?
これが ジャパニーズホラーか!
ウォーキングデッド+犬神家の一族っぽい ホラーでした。
演技力の高い俳優さんが多く出演しているので それで 成立している映画だと思います。
ストーリーは、イマイチ よく分からずじまいでしたが おどろおどろしい雰囲気で ホラーとしては 充分楽しめました。
が、お友達同士で来ている高校生?の男の子のウルサい事が!
映画ってのは 誰でも 大切なお金を払って わざわざ見に来ているのですから、自宅と同じように ワーワー 騒がないで下さい!
あまりのうるささに 席を二回変わりました!
☆☆☆★★ ノベライズ版読了済み。 ノベライズ版は、読んでいても「...
☆☆☆★★
ノベライズ版読了済み。
ノベライズ版は、読んでいても「え〜何これ!」…と思ってしまう出来だった気がしたので。初日に観た人の評価が低いのを見て、「あ?やっぱり!」…と思い、思いっきりハードルを低くしての鑑賞でした。
すると、それが功を奏したのか?意外と面白く観れたのが本音。
…とは言え、全然怖くはないし。ホラー映画としてのグロ描写はないし…で。ジャパニーズホラーの真髄を「観たい!」と思い、チケットを購入した人からすると…と言ったところでしようか。
ノベライズ版自体も、ホラー要素よりもミステリー要素が勝っていた気がします。ホラー的な導入部分から、どんどんとホラー要素が薄まって行き。途中から、唐突に描かれる過去に遡ってのグロ描写等は(映画版でチラッと映るだけだったのは、おそらくR指定を受けない為だったのだろうか?)読んでいても段々と興味がなくなって行った。
その辺りでは映画版は、観客側も「ん?これ今いつの頃の話になっているの?」…と。(多少は)興味が持続する演出になっていただけに、(この赤ん坊は誰?…と言った辺りの)観客をエンディングまで惹き付けていた様に感じます。
但しそれは。あくまでもこちらがノベライズ版を読んでいただけに、映画全体の流れを把握していたのが大きく。その辺りの意見は、完全なるホラー映画を期待して観に来た人との相違は間違いなくあるでしょうね。
清水崇監督だけに…との期待をしながら観に来た人には…と思うだけに。監督自身のプレッシャーも、おそらくはあるとは思います。これがまだ新人監督だったならば、「今後に期待します」…と言われるのでしょうが(u_u)
まあ、個人的にはまだまだ清水監督には期待をしてますよ…と言いつつ、幾度となく騙されてはいますが(ㆀ˘・з・˘)今後は多少なりともハードルは下げてはみますけどね(´-`)
(確かノベライズ版にはなかったと思いますが)呪いの公衆電話の惨劇場面等は、結構好きなんですよね〜!
お久しぶりのホラー女優(枠?)として、奥菜恵の起用も嬉しい限りでした。
『ダンス・ウィズ・ミー』で、見染めた三吉彩花嬢ですが。今回はホラー映画で、先祖の血の由来から。絶えず不安感が募り彼女が悩む役柄。
それだけに、明るい笑顔は封印。また物語の季節は冬の設定だけに、『ダンス…』の時の様なスタイルの良さがコートに隠れてしまい。彼女の脚線美を見たかった、こちらの思いが叶わなかったのは実に残念でした。
一部で噂のオシッコ場面はしっかりと把握したであります( ̄^ ̄)
とは言っても、ノベライズ版で描かれていたから分かってはいました。がしかし、その前に伏線を周到に貼っていたのは予想外だった( ´Д`)
タイトル自体は、犬に対しての呪われた歴史が関係してはいたのに。出来上がった内容からすると、かなり強引に繋げている様な気が…と言ったところ。
そして、気味の悪いわらべ歌が聞こえるのは、ノベライズ版でも全部で10回ぐらいは描かれていただろうか。読みながらメロディーを思い浮かべていたが、映画で聞かれたメロディーはまんまそのままだった。…って、そりゃあ!その歌詞ならばそのメロディーしか思い浮かばんよなあ〜(u_u)
最後の最後のラストカットはもう一つ工夫が欲しかったところでしようか。
2020年2月9日 TOHOシネマズ流山おおたかの森/スクリーン5
犬が鳴く、のか。
「ホラー」ではなく、どちらかと云えば「ミステリー」ぢゃないの?
有名な俳優さんたちの怪演はさすが!と思うけれど、あんまり怖くないし
なんせ主役が「カラダが勝手にミュージカル」
時系列が、とっ散らかってて「えーと?あの人は?」「あの子は?」「で、キミは?」
ホラー好きにはモノ足りなかったんじゃないかな
「ポスター画ヅラ詐欺」?最近ハヤリの「予告動画詐欺」?
アイドルも出てないのに、席が意外に埋まっててビックリ!それも若い子たちばかり
エンドロールで、とある女優の名があって、さらにビックリ
終演後、思わず隣席の女性に「カノジョ、どの場面に出てました?」
「わかりません」
「…えーと、あの女優さん、ご存知ですか?」
「知らないですー」
「…失礼しました」
怖くはなかったが設定の作り込みは良かった
期待してただけに。。
日本国憲法は“國”じゃなくて“国”
POV映像から始まり、映像は全体的にしっかりした作りでした。やはりハリウッドを経験した監督は違うのかなぁ。ツッコミどころも少ないし、トンネルの出口(入口か)の風景が違ってたくらいしか思い当たりません。
想定外のところで幽霊が出てきたりして、Jホラーで鳥肌が立ったのも久しぶり。特に顔がでかくなった幽霊の場面では声が出そうになりました・・・「顔でかっ」と。
そんな予測不能なキャラの性格がとても良かったし、まさか犬鳴村の血を絶やさないようにしようとする基本線はわかりました。ただ、その血が女系であり、犬の血は女性のみに受け継がれるのか?男は殺されてもどうなってもいいのか?という意味はわからず。弟が犬鳴村のジオラマをどうやって作ったのかもわかりませんでした。また、そこまで家系にこだわるのなら、完全にタイムスリップものにしても良かったんじゃないかとも思う。
それにしても電力会社の横暴さという社会派メッセージまで込めてましたが、実際は人柱にするとかの犯罪はないだろうし、立退料が少なくても転居先が決まるまでは最低限の補償はあるだろう。また逆に、温暖化対策が叫ばれてる中、水力発電が現段階ではもっともいいのだろうなぁ・・・
ホラー好きには物足りない
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