犬鳴村のレビュー・感想・評価
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「シン・犬神家の一族」とでもいうべき昭和的怪奇映画
臨床心理士・森田奏(三吉彩花)、彼女の診療を受けている幼い男児には、何か別のものが見えているらしい。
だが、彼女にもその別のものが見える・・・
そんなある日、彼女の兄が恋人と心霊スポットの犬鳴トンネルを深夜に訪れたあと、奇妙な死を遂げてしまう。
犬鳴トンネル、そして、犬鳴村。
そこには、曰く因縁があった・・・
といったところからはじまる物語で、さすがは東映の和製ホラー、『犬神の悪霊(たたり)』を彷彿とさせるぶっ飛び映画で、どうコメントすればいいのかがわからない。
近年稀な人権無視な悪行が描かれ、さらには異形の血の宿命が描かれる、「シン・犬神家の一族」とでもいうべき、ふた昔前の昭和の怪奇物語。
さらに、タイムパラドックスが絡んで、何でもありのごった煮映画。
これは東映でしか作れない類の映画ですね。
Jホラー久々の当たり
Jホラーで久々の当たりでした。
レビューは割れてますがホラー映画で星2.5以上取れてればとりあえず見てみるが私のボーダーライン。
内容は都市伝説もので、所々矛盾点とかなんで?と思うところはありますが、
ホラー映画に理屈を求めても仕方ないので、そこまで気にしてません。
後からなんとでも、後日談で実は…とかって言えばなんとでもなりますからね。
それよりもJホラーならではの、画面の端にスッと映ったり、
上からドン!と落ちてきたり、
良い感じの怖がらせ方でした!
最近よく見るグロい系や関節グニャグニャで怖がらせる意外の、
所謂Jホラーというのを求めている方には、最近の映画ではお勧めできるかと。
DVDで見るのも良いですが、大画面で観るのはやはり迫力があります!
写っちゃった?
血は水よりも濃い。哀しき家族の物語。
【賛否両論チェック】
賛:最恐の心霊スポットの呪いの根源と、ヒロインが巻き込まれてしまった理由を通して描かれる人間の愚行の因果が、恐ろしくも哀しい。
否:急に驚かせるシーンが多いので、ホラー映画が苦手な人には向かない。グロシーンもかなりあり。
ふとしたことから、戦慄の心霊スポット“犬鳴村”にまつわる呪いに苛まれることになってしまったヒロイン・奏。彼女がどうしてその因果に巻き込まれていくことになったのか、次第に明らかになっていく驚がくの真実に、人間の浅ましさや愚かさを身につまされるようです。
そしてまさに「血は水よりも濃い」という言葉を体現するように、運命のいたずらに抗うことの出来なかった人々の物語に、恐怖の中にもなんだか切なくて哀しい気持ちになってしまいました。
急に驚かせる演出やグロテスクなシーンも多いので、苦手な人には向きませんが、ジャパニーズホラー特有の怖さが満載の本作ですので、ホラー映画が好きな方には是非オススメです。
面白いですよ?
正直、見る前は
「どうせ“B級ホラー”っしょ?こういうのはさ、もうそういうもんだよって、分かった上で見に行くもんなんだよ、HAHAHA」
なんて思ってましたが、いざ鑑賞すると、ちゃんと面白い仕上がりだったなと思います。
確かに、ホラー映画の良くないとこでもある、『怖さの緊張感がずっと続きすぎて中盤辺りでダレがちに』なってましたけど後半に向けてストーリーが進み因縁が明らかになってくるとまた盛り返しました。
ホラー映画のお約束的な展開はまぁいいじゃないですか良い作品だと思いますよ。
クライマックスからオチまでがちょっと微妙でしたけど、1800円払って見に行くのには悪くない作品です。
最後ねあの人物もね、殺されたのは個人的には良かったです。アイツはまぁ死んでて良いキャラでした(笑)
何より主演の三吉彩花筆頭に大谷凜香や宮野陽名に奥菜恵と綺麗どころが沢山出てきてそれだけでも超プラス要素です。
タイトルなし(ネタバレ)
清水監督らしく、全体的に怖さ、エグさ、
内容も悲しい動機があった
後半は話のストーリーが、ツッコミどころ多いなと感じました
ラストの亡くなった兄の姿は…
ちょっとやりすぎな気がしました
惨劇がまた繰り返えされる、
終わり方に、えっ!て思いました
Jホラー シリアスとパニックの間
若いファンに届け!
ジャンルものは、手を替え品を替え、若い世代の掘り起こしに新作を提供すべき、と考えているのですが。
本作を、新コロ休校で暇そうな中高生カップルや女友達同士が、お化け屋敷っぽくきゃあきゃあ楽しそうに怖がっているのを見て、「ああ、これは私のようなオッさんがターゲットではなく、若い人たちの映画なのだな」と、我が年齢を嘆いて終了。
ちなみに、スレたオッさん視点だと、清水崇監督のJホラーらしい表現は随所にあるものの、こじんまりとした展開。に感じました。
冒頭、YouTube配信用らしき動画撮影しているカップルから始まり、「ああ、こいつらが最初の犠牲者ね」とわかるところからスタート。
そこからよくあるパターンの繰り返し。
「場所」の呪いかと思いきや、「血筋」の話。
『犬神家の一族』のような「先祖の因果が子に」パターンと、和風『インスマウスの影』のテイスト……
……怖くない。
なので、こじらせたホラーファンには微妙かも。
若い子、どんどんホラー見て!
怖さの演出は健在なものの、ストーリーテラーとしては・・・・・!?
呪怨の清水崇監督だけに怖さの演出はお手の物、視覚に訴える仰け反る様な怖さは健在であるが、共同脚本しているストーリーについては・・・・・・!?
福岡県に実在する心霊スポットとの事だが、全編に渡って土着感を感じさせるシーンが多いだけに、一層の事 15禁にしてもう少し犬との交配のシチュエーションをHシーンを絡めながら、嫌悪感に溢れる演出にしても良かったのではないかと、個人的に感じてしまった。
それにしてもこの手の映画に主演する女優ってどの作品でも似たような顔つきで、没個性を感じませんか?まあ、若手女優の登竜門がホラーって言ってしまえばそれまでなんだけど・・・・
あとラストシーン、スリラーのラストのような演出、安っぽいので辞めて欲しいです!
ホラー映画というものが好きな人が観ればいい
Jホラーとしてしっかり怖かった! っでも福岡じゃなかったったいね・・・
福岡県民やったら誰でん知っとる、ばり有名な心霊スポット犬鳴峠。そりゃ福岡県出身やったら観らん訳にはいかんやろ。と思って映画館まで足を運んだっばってん、見初めてなんか違和感・・・福岡県舞台なのに方言喋りよらんくない!?あげん標準語ばっか喋りよる福岡県民おらんやろうもん?若宮市んはずよね?そりゃ、東京の役者さんがおかしか方言喋んのも好かんばってんが・・・こっが検索したらロケすら福岡でしとらんっちゃんね!わいたこら。
という訳で犬鳴峠の設定だけ使ったファンタジーとして観る事にしました。予想外にちゃんとしたホラーしてて楽しめました。
個人的にはガッツリ幽霊が出てくるよりも、何だかわかんないのが見え隠れしてる方が怖かったですね。あ、でも飛び降りの無限ループは嫌な感じでした。絶対ボンネットに落ちてくるパターンだ!っと思って観てたらフロントガラスにドン!(こっちはビクッ!)で、いつの間にか電話ボックスで死んだ連中と無賃乗車してくるし。それだけならまだしも彼ら運転手見すぎじゃないですか?あんなにガン見されてたら運転しにくくて仕方がない!
いつもこういう幽霊系のホラーでいつも疑問に思うのですが、幽霊って賞味期限ないんですかね?あの犬鳴村がダムに沈んだ設定は昭和の初期の頃?もう何十年もあそこに漂ってるって事?いつになったら飽きて成仏するの?それともずっとあのまんま?例えばこの先人類が滅びても、地球が滅びても彼らはあのまんま?疑問だ。
そういえば最後お兄ちゃんを殺してたのですが、あれってひ孫にあたるのではないでしょうか?血を絶やしてはいけないって言ってたわりに、自分らで殺しとるやん!
2020-16
この腐敗した世界に堕とされたぁ~あ~ぁ
前日遅くまで残業→なのに6時に起床→ずっとドライブ→雨で混雑しすぎて目的地あきらめ→Uターンして映画にしよか→爆食→映画
という死亡フラグ立ちまくりの環境で、、、ハイすみませんホラーで寝ました😨
ぐぐってネタバレブログを読み、寝た部分が一番肝心な、主人公とそのおばあちゃんの関係性がわかるあたりと判明して、愕然。
ここ見てないと、ずっと🤔です、私がそうでした。でも封鎖ゲートの有無は未だにわからない、、、。
あと、本作は直接的なグロさや、突然何かが出てくるという怖さで驚かすホラーではなく(そういう描写もないことはないけれど)、
まさに私が夢の中にいた時間に語られたことを汲み取ることができ、その内容を咀嚼して怖い(おぞましい)と思えるドラマだと思います。
視覚的に驚かせるなら、あのシーンも、スローモーションより『ミッドサマー』式がビビるし、村人たちも視覚的に怖くない。そういうことを狙っていないんだと思う。
私はビビりですが、今作では全くビビらなかったのは、そういう理由だと思います。
あと、私が心理的に責められたり、今回のようなドラマ性があるジャパニーズホラーより、ジョイマンタイプのやつ(いきなり出てきてごめーん)に、いつまでたってもビビる体質もいうのもあります、、、
あ、一番怖いホラーは、MX4Dです(キリッ)。
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