「「恐い女の人じゃないのよ。あの人は私たちの曾祖母(ひいおばあちゃん)なのよ。」」犬鳴村 もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
「恐い女の人じゃないのよ。あの人は私たちの曾祖母(ひいおばあちゃん)なのよ。」
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心霊スポットものという前振りだったので、そのつもりで観に行ったら、日本版『ハウリング』でした。監督は演出力はあると思うし、最後まで飽きさせないが、話は初めから破綻しております。①日本最凶の心霊スポットを探検して最初の犠牲者になる女の子が最寄りの村の、実は犬人間の血をひく男の子のガールフレンドだったなんてご都合主義というよりこの時点で既にストーリーが破綻しております。はぁ?②「どこにあるかわからないから都市伝説」といいながら、みんな直ぐ着いちゃう。はぁ?③犬鳴村の人たち(にしては村人少な!)は確かに酷い目に会ったかも知れないが、人を呪い殺すほどでも。はぁ?④三人の兄ちゃんたちが殺されるいわれはないと思うけど。トンネルに入ったわけでもないし。無駄死に?はぁ?④兄弟の父親が犬人間の血筋の母親(高島礼子、極道の妻から怪奇猫…犬か…屋敷に転身)と何故結婚したか分からないから、今さら混じってはいけない血だったと言われても…最後は仲良く車椅子押してたし。はぁ?⑤寺田農の立ち位置は何?はぁ?⑥次男はともかく長男、長女は何故今まで自分の家族に対して疑念を抱かなかったの?はぁ?⑦警察の人たち調査でトンネル入ってたけど死なないのか心配でした。でも死んだという話も聞かないし…はぁ?等々、“はぁ?”だらけの話ですが、つまるところ「犬鳴家の人々」の話でした。
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