「久々にJホラーでゾクゾクきた」犬鳴村 bionさんの映画レビュー(感想・評価)
久々にJホラーでゾクゾクきた
久々にJホラーでゾクゾクきたね。
冒頭のシーンは、おバカなYoutuberのフェイクドキュメンタリー風。ダメダメだった2019年貞子を彷彿していやな予感。このテイストのままだったらやばいんじゃないの。
でも前フリだった。舞台は現代だが、奏の家は素封家らしく、横溝正史風のおどろおどろしい雰囲気もあってなんか期待できる。序盤はゆったりだったが、「ヘレディタリー/継承」ばりのショッキングな出来事がおきて、ゾクッときた。
音の使い方がよかった。禍々しさをあおる効果音、無音をうまく使ってるから思わず息を飲むところも。心理的に怖さを感じさせる正統派ホラーで、「来る」や「貞子」みたいな虚仮威しでびっくりさせる演出もなくて、Jホラーもようやく復活かな。
僕的には、もっと恐怖が欲しい。観終わった後、数日間頭から離れないくらいの。前半はあれでいいと思うけど、後半はもっと心理的に奏を追い詰めたら傑作になったんじゃないかな。それでも、近年のJホラーのなかでは一番よかった。
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かいりさんのコメント
2020年3月15日
bionさん、エスターちゃん😱😱あれは相当怖かったですね、、、私はしばらくツインテールに恐怖を感じていました。ぐぐったら、立派な大人の女性に成長されてました。
kossyさんのコメント
2020年2月9日
bionさん、毎度です。
終盤の名前とか親子関係がわかりづらくて、高島礼子のばあちゃんに当たる人だから、こっちはこうで・・・とか、考えてしまうから恐怖がなくなってしまったんだと思います。マヤとかアヤノとかややこしい・・・