記憶屋 あなたを忘れないのレビュー・感想・評価
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「エターナル・サンシャイン」に遠く及ばず
松竹配給・山田涼介主演作では「ナミヤ雑貨店の奇蹟」で失望したので、今回も悪い予感があったが、残念ながら今作もいまひとつ楽しめないままだった。
“記憶を消す力”の元ネタは多分チャーリー・カウフマン脚本、ミシェル・ゴンドリー監督の傑作恋愛映画「エターナル・サンシャイン」だろう。あちらはSF的な舞台設定で元交際相手に関する記憶を消す装置が登場した。「記憶屋」ではある家系に代々引き継がれる超能力という扱い。第一の問題点として、話の肝である「記憶を消す」行いの描写がほぼ無いに等しい。虚構の設定を観客に信じさせようとする努力が希薄なのだ。
現実的に描かれるべき他の部分も雑。弁護士事務所でのやり取りでは、弁護士も助手も守秘義務意識が低すぎて呆れる。演出もシリアスな状況に微妙な笑いを入れてきたりと中途半端。芳根京子の熱演がもったいない。感動には程遠いが、感動の押し売りでないだけ「ナミヤ~」よりはいい。
リメンバー・ヒロシマ
記憶を戻すことができるかどうか、どうやって記憶を消すのか、その仕組については不明のままでモヤモヤ。
誰が記憶屋なのかは最終的に明かされるので、自分の推理力を試すという楽しみ方も出来る。
ラストは芳根京子さんの演技に魅せられる。
広島弁と山田涼介さんの感情的なキャラクターが印象に残る悲しい物語。
不可解なことだが、 人の記憶を消せるという都市伝説的な存在「記憶屋」が存在するという。 いったい誰が何のために杏子の記憶を消したのか。
動画配信で映画「記憶屋 あなたを忘れない」を見た。
劇場公開日:2020年1月17日
山田涼介
芳根京子
蓮佛美沙子
佐々木蔵之介
泉里香
田中泯
杉本哲太
佐々木すみ江
櫻井淳子
戸田菜穂
平川雄一朗監督
中島みゆき主題歌/挿入歌
泉里香の演技をはじめて見た。
スキのない美女だと思った。
芳根京子という女優は初見。
いい女優さんだと思った。
大学生の遼一(山田涼介)は年上の杏子(蓮佛美沙子)にプロポーズした。
翌日、杏子の頭の中から遼一の記憶だけが無くなっていた。
駅で声をかけても「誰ですか?」
「え!」
食い下がる遼一だが不審者とされて、
駅員たちに取り押さえられる。
不可解なことだが、
人の記憶を消せるという都市伝説的な存在「記憶屋」が存在するという。
いったい誰が何のために杏子の記憶を消したのか。
遼一は大学の先輩の弁護士、高原(佐々木蔵之介)と
2人でこの謎に迫ろうとする。
中盤を過ぎても「記憶屋」の手掛かりはない。
掲示板で記憶屋に「会いたい」とメッセージを送ってみたが・・・
記憶屋の正体は意外な人だった。
終盤、弁護士に降りかかる運命。
納得しがたいストーリーだが、
見応えはあったと思う。
満足度は5点満点で3点☆☆☆です。
佐々木蔵之介はやはり良き
一番びっくりしたのはエンディング曲の「時代」
🎵いまはこーーんなにかな〜〜しくて〜🎵
なんで時代?
ハモって歌える程私の持ち歌でございます。
びっくりし過ぎて最初に言うてしまいました。
芳根京子の無邪気な感じと
一人何も知らされない視聴者目線の山田涼介と
もう全く その人 じゃなくちゃ駄目な 佐々木蔵之介
ストーリー自体は そんなに目新しいものでもなく
ツナグ のようなクオリティはない。
その記憶削除の大半をレイプに持って行ってしまうのは
このストーリーを考えると もうちょっと多様性を持ってもいいのでは、とも思う。
レイプは そのくらい心に傷を負う物ではあるというのを
男子全体に叩き込むには 良い題材ではあるけれど。
もっとバラエティに富んだ(例えば 佐々木蔵之介パパみたいなやつとか) 物にしてくれたら もうちょい評価は上がってたかな。
思っていたよりヘビーな内容
前半は面白かったけれど、後半は雑に感じた。レビューにある通り音楽が映画と合ってない。あと思っていたよりヘビーな内容でした。ラストは自分だったら謝られても許せないなぁと思う。
一度でいいから私のことを好きになって
劇場で観て以来2回目。山田涼介扮する吉森遼一には芳根京子扮する幼なじみの河合真希が近くにいたが、プロポーズした蓮佛美沙子扮する澤田杏子はある日遼一の事をすっかり忘れてしまっていた。
一度でいいから私のことを好きになってと叫ぶ様に言った芳根京子がいじらしくて切ないよね。遼一は都合の悪い記憶を消す記憶屋を調べ始めるのだが、いくら本人の記憶を消しても悪い話ははびこり周りのメンバーは覚えているものだよね。やっぱり辛くとも時間をかけて正面から向き合わないといけないんじゃないかな?
う〜ん、感動するか〜?
ストーリーはまあ良かったけど、吉森が不憫過ぎて感動出来なかった
記憶屋として沢山の人を救ってきたのは良い事だけど自分勝手な感情で幼馴染の婚約者の記憶を消すのは如何なものか....
真希辛かったね...とはならんわなあ
ひどすぎて面白い
ただ流し見するだけのつもりで見始めしたが、中盤の主役の不自然な、必死な演技で違和感を感じ、それからどんどん違和感だらけの映画になっていきました。
ふつうにストーリーが進んでふつうにハッピーエンドかと思いましたが、猟奇的な終わり方をする訳でもなく、感動的であるはずのシーンで、主役が小さな女の子にお父さんを覚えているかと脅して泣かせ、それを見守っている母親の様はある意味ホラーです。
肝になるはずの記憶屋のエゴの告白も、最後まで落とし所のなく、信じられないことに空中分解していきます。
最後に、違和感に止めをさす中島みゆきが流れ、見終わったころには、なんともうす気味悪く、消化できない違和感に笑ってしまいした。
こんな不出来な、中途半端な、チグハグな脚本と演技と編集に、だれもダメを出せないまま公開したのかと思うと、かえって何があったのかと興味を覚えます。
ある意味、知り合いに見せて感想を聞きたいと思ってしまう映画です。
ただの想像ですが、よくドラマに出てくるような、周りの誰もがウスラトンカチだと知る有力者が口を出しはじめ、内容がくずれきったまま公開せざるを得なくなった映画だと思うと面白いです。
記憶を消してくれるという記憶屋。 苦しみは当事者にしかわからないこ...
記憶を消してくれるという記憶屋。
苦しみは当事者にしかわからないことだろうなと思いながら、選択するかはきっと人それぞれ。
佐々木蔵之介の存在感が良かったです。
心が前向きになれました。ありがとうございました。
映画で観た時は、内容があまり良く分からなかったのですが、最近DVDレンタルして観ました。罪を犯したものは、罰をうけるだから、罪を許す事の大切さをこの映画で知ることが出来ました。人は、辛いこと人にやられて、ずっとその人を憎み忘れません。罪を犯したり、人を苦しめた人には罰がくだります。人や、その事を受け入れることで、もっと人に対して優しくなれるのだと思いました。
ただただ残念!
まず、脚本が悪すぎる!原作の小説の設定を変えまくっていたので気に入らなかった。
もちろん、演技は悪くないが、山田涼介が号泣するシーンは見てられないね(笑)
あと、あの結末だと、芳根京子演じる真希が悪女のように見えてしまう。
本当に残念だ。
忘れたい記憶は記憶屋が消してくれる
私も忘れたい記憶は記憶屋が消してくれたら嬉しいなって思います
でもそれはそれだけじゃなく、大事な記憶も・・・
記憶屋の正体もなんとなく気づいてました。最初から(笑)
けど悲しかったです。関係が終わりそうで、何度も何度も想いをぶつけながら最後は・・・
山田涼介くん、芳根京子さん良かったです
ファンタジー作品としてボーダー超えです
ツナグの平川雄一郎監督が作ったのかぁと納得感ある本作。
ファンタジージャンルなので、あり得ない設定は賛否両論だが、これを否定したらこの類の作品は全てダメになってしまう。
映画だからそこを楽しむ。
この作品もその一つとして充分楽しめました。
前半、ここキーポイントと思われるところでシーンが移ったり、セリフがオフになったり、このモヤモヤがストレスにならず想像力をかき立てる。
記憶屋という都市伝説めいた存在。
知らなきゃよかった、忘れたいと思うこと、ありますね。
その仮想の中で、記憶のあるなしで人の生き方にどんな変化が出るだろうと考える事を見せてもらえたと思います。
エンディングでは複雑な思いになりますが、これも一つのオチでしょう。
実に切ない。
ジレンマの中、人は悩み決断し生きていく。
その繰り返しだ。
まったくスッキリしない…
とても実力的な俳優さんを揃えているのに、なんだかな~でした…
突っ込みどころが多く、なんで?という箇所が多かった。
もっと感動するかと思ったけど、泣けるところはなかった。
でも、佐々木さんはとても良い演技してました。
エンディングの中島みゆきの曲も全然合ってなかった。
もっと良い映画になったと思うから勿体ないです。
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