「思ってたのと違った。」記憶屋 あなたを忘れない まめさんの映画レビュー(感想・評価)
思ってたのと違った。
泣きたい映画を見たくて行ったのに、広告の意味を勘違いした。
そうゆう意味か。。
設定はマンガボックスでやってるワスレモノと似ている。
流れの中に、記憶屋、幼馴染みと恋人、大学生、婚約、弁護士、離婚、記憶を失う、元妻と娘、レイプ事件、恵比寿、脳腫瘍、広島、認知症、葬式、恋愛、
相反するキーワードがたくさん出てくる。
ぶっ込みすぎてて情報量多く、どこに重点置いたらいいのか分からない。
↓以下ネタバレあります
記憶屋の使命というものも説得力に欠けるし、どうやって記憶を消してたのかも分からない。
レイプ事件の被害者一覧に幼馴染みと恋人の名前が載ってるけど、
広島で幼少時代の幼馴染みを襲った犯人と、東京で婚約直後に恋人襲った犯人は同一人物?
幼少時代から大学生の時系列、捕まってなかったの?再犯?
広島から東京の距離?
なんで記憶屋探してたんだっけ?
恋人の記憶取り戻したかったんじゃなかったっけ?
しかも最後許すんだ、、
恋人と幼馴染み、結局どっちなの?
近しいとこばかり順々に記憶が消えてったので記憶屋はどうせ身近にいるんだろうなって途中で分かるのもお約束だった。
あと、元恋人(記憶ない)目線からだと、駅の改札前で執拗に呼び止められた後に勤め先にそんなに押しかけられたら、主人公はストーカー…怖い。
そこの繊細だけど大事な部分もどうにか出来なかったのか。
彫りが浅いところが次々疑問に残っていく。
盛り上がりに欠ける物足りない小説読んだような感じ。
エンドロールの中島みゆきの時代もマッチしてなくてポカーンだった。
俳優陣もいいし、感動出来るキーワードをたくさんぶっ込んでるのにすごくもったいない。
どこかに絞って掘り下げたり、キャラクターの誰かにもうちょっと比重を置けば感動出来るものになっただろうに。