「記憶屋は必要かな…❓」記憶屋 あなたを忘れない bunmei21さんの映画レビュー(感想・評価)
記憶屋は必要かな…❓
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誰もが、過去の消し去りたい記憶があり、でも、その記憶と向き合いながらも、逞しく生きている。そして、その記憶はいつしか、嬉しい事や素敵な出会いによって浄化されていくものだとも思います。
記憶を消し去りたい人も、その人を大切に思う人からから考えれば、一方的な理由から、記憶を消す事は許されない事なのでしょう。
その意味でも、最後に、記憶屋が娘の記憶を消さなかったのは、よかったし、記憶屋としての運命を背負い、去って行く背中には、エールを送りたくなりました。
山田君のハニカムような演技と芳根さんの遼への届かない思いを秘める演技の掛け合いが、ホントの幼馴染みのようで、自然体でよかった。
途中から、記憶屋の正体は見えてきたので、ミステリーというよりは、人と人との絆がテーマのヒューマンティックな作品だと思いました。
原作者の織森さんは、ホラーを得意とする作家さんだそうですが、本作は記憶を消すという、オカルト的な要素以上に、人間味溢れた内容だと思いました。
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bunmei21さんのコメント
2020年1月21日
kossyさん(^^)こちらこそ、ありがとうございます😊確かに、彼女のこれからは、気になるところですね。消したい記憶も、年を重ねてくると、それも良い思い出になってくるのかも…です、
kossyさんのコメント
2020年1月21日
いつもありがとうございます。
この手の作品はコメント書くにもネタバレしてないか気にしてしまいますね。結果、彼女の取った行動は正しかったにせよ、今後の彼女のことを想像するだけで泣けてきます。もしかしたら、旅先は泯さんのところかもしれないし、彼女の幸せを願ってやみません・・・ウルウル😢